1: 名無しさん 20/07/25(土)21:08:59 ID:cen
天正四四八年 文月弐拾伍日
偽りの和睦である。其の実、此の戦いは負けたのだ。幾多数多の犠牲に疲労を積み重ね、得た和睦など偽りでしか無い。
故に、だからこそ、此の地から徳川を確実に退けねばならぬ。其の一心、誰そ分からぬ者が敵先鋒、讃崔朱に毒を盛る。此れに依り筋肉達磨澤村が立ち塞がることとなった。
雨が上がり、むわりと暑苦しい湿気が包み込む中、青山占領地での第二戦は幕を開けた。早速第一戦線、三散華山田の長距離狙撃にて御自慢の筋肉に風穴を開けると、すかさず僧長青木が砲撃敢行。
此れに敵将原、訝しむ。用意周到が過ぎるのだ。まるで最初から澤村になると分かっていたかのように……。一つ思い至り、歯ぎしり。卑怯な奴らめ。
将原は澤村に蝦夷の司令塔西田を狙撃せよとの報を送る。此れは見事成功、奇襲を掛けたは其方であるぞ。澤村は軽く兜を触れるのみにて済ませるのであった。
此の一幕で総て終わるわけには行くまい。本願寺一行は更に攻撃を進める。第五戦線に軍亀の謀反を招き本陣を貶めると、更には第六戦線、白き翼廣岡が初となる砲撃を成功。戦線を優位に進めていた。

























