―――第六章―――「王者への挑戦」

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セ界大戦日誌
Thursday October 19,2017
次はお前だ。
コーシェン要塞での激闘を制したベイ軍の次なる敵は、鯉の党・広島赤軍である。
「悔しいわね…」
光の中へ去っていった名将の無念をも、我々は背負っているのだ。
たどり着いた広島国会。失うものは何もない。派手に戦い、王者赤鯉に一泡吹かせる。
気合いをたぎらせて臨んだ初戦だったが、やはり王者の前に苦戦を強いられる。さあ反撃と意気込んだ直後、豪雨による停戦命令が下った。
その身を雨にさらしながらも、兵士たちは誰一人その場を離れず、広島国会の戦跡をにらんでいた。
あけて今日、雨の上がったのと同時に一斉攻撃を開始するベイ軍。
懸命の防戦を試みる官僚・野村主任は筒号戦車を破壊するも、同時に現れた宮崎豆戦車の攻撃を防ぎきれない。
戦況は昨日と打って変わって、ベイ軍優勢に展開した。
しかし筒号戦車の整備不良もあり、なかなか追撃を加えることができない。
一方のベイ軍先発隊・濱口少尉は赤鯉軍の猛攻撃に苦しんでいた。
中でも機敏な動きを見せる田中遊撃隊が執拗に攻撃を続ける。
第四戦線には若武者・西川騎兵隊の襲撃が濱口少尉を襲った。この地では、一瞬たりとも気が抜けない。新兵濱口の精神は張り詰めた糸のように極限状態にあった。
そんな彼を救うべく、ラミレス元帥は決断する。普段は筒号戦車の整備兵を務めるニコラス中尉を抜擢し、戦場へ投入したのだ!
これに応えたニコラス中尉は野村主任を攻撃!待望の援護射撃に、拳を握ったのは濱口少尉だ。
その後もベイ軍は戦闘の主導権を握らず、戦闘終結に向けてパットン将軍は堂々の進撃を開始した!
そのころ、広島国会の最奥では、中崎精肉店の店長が仕込みを続けていた。
柔和な顔つきは、すでに剽悍な戦士のそれに変わる。
その怪力で、今までにツバメ空軍、タージマハル帝国、大読売帝国、ティーガー軍団を葬ってきたのだ。
男は黙々と肉切り包丁を研ぎながら、小さくつぶやく。
「次はお前だ。」
http://oekaki-navi.blog.jp/archives/1068352342.html
―――最終章「パットン戦車団」よさらば―――へ続く・・・
※パットン戦車団セ界大戦日誌まとめ
ナレーション:文豪ニキ書下ろし
絵:柴犬ニキ
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by oekaki

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すっかり夜も更けつつあったが、嵐はなおも強さを増していた。
強風は戸板を鳴らし、電気はチカチカと瞬く。どうやら台風が迫りつつあるらしい。
帰りの電車が気になった研究者の一人が、続きは明日にしないかと提案した。
帰りの電車が気になった研究者の一人が、続きは明日にしないかと提案した。

「天気が悪いからといって、中止になんかしたらいけませんよ。」
そんな彼を、老婆はやや厳しい口調で咎めた。
「安心して下さいな、嵐はいつか止みます。あの時もそうでした。」
そう言って老婆は目を細め、戸棚の上に飾られた錆びたネジに目をやった。
恐ろしく太く頑丈そうなネジは、戦車の部品のようであった。

広島赤鯉軍の本拠地・広島国会に乗り込んでおきながら、台風のために進撃ができなくなっていたベイ軍。
動揺する兵士たちの中心には、筒号戦車があった。
動揺する兵士たちの中心には、筒号戦車があった。
嵐は西より来たりて、やがて去っていく。
そして、ラミレス元帥の命令一下、ベイ軍の最も輝かしい日々が始まる。

セ界大戦日誌Wednesday October 18,2017次はお前だ。コーシェン要塞での激闘を制したベイ軍は、一路西へむかった。往く手に望むは広島鯉赤軍・鯉の党が籠る広島国会である。「悔しいわね…」光の中へ去っていった名将の無念をも、我々は背負っているのだ。失うものは何もない。ド派手に戦い、赤き王者に一泡吹かせる。誰よりもその思いが強いのが、ベイ軍先発隊の石田中佐だ。戦闘終盤、連日の出撃にも拘わらずパットン将軍は疲れの色を見せない。広島国会の最奥では、中崎精肉店の店長が仕込みを続けている。柔和な顔つきは、すでに剽悍な戦士のそれに変わった。その怪力で、ツバメ空軍、タージマハル帝国、大読売帝国、ティーガー軍団を葬ってきた。肉切り包丁を黙々と研ぎながら、小さくつぶやく。「ツギハオマエダ…」
※なおCSファイナル初戦ポストシーズンということもありいつ起用されるかわからないので常に準備。
雨天コールドは堪えた。 by筆者
セ界大戦日誌
Thursday October 19,2017
次はお前だ。
コーシェン要塞での激闘を制したベイ軍の次なる敵は、鯉の党・広島赤軍である。
「悔しいわね…」
光の中へ去っていった名将の無念をも、我々は背負っているのだ。
たどり着いた広島国会。失うものは何もない。派手に戦い、王者赤鯉に一泡吹かせる。
気合いをたぎらせて臨んだ初戦だったが、やはり王者の前に苦戦を強いられる。さあ反撃と意気込んだ直後、豪雨による停戦命令が下った。
その身を雨にさらしながらも、兵士たちは誰一人その場を離れず、広島国会の戦跡をにらんでいた。
あけて今日、雨の上がったのと同時に一斉攻撃を開始するベイ軍。
懸命の防戦を試みる官僚・野村主任は筒号戦車を破壊するも、同時に現れた宮崎豆戦車の攻撃を防ぎきれない。
戦況は昨日と打って変わって、ベイ軍優勢に展開した。
しかし筒号戦車の整備不良もあり、なかなか追撃を加えることができない。
一方のベイ軍先発隊・濱口少尉は赤鯉軍の猛攻撃に苦しんでいた。
中でも機敏な動きを見せる田中遊撃隊が執拗に攻撃を続ける。
第四戦線には若武者・西川騎兵隊の襲撃が濱口少尉を襲った。この地では、一瞬たりとも気が抜けない。新兵濱口の精神は張り詰めた糸のように極限状態にあった。
そんな彼を救うべく、ラミレス元帥は決断する。普段は筒号戦車の整備兵を務めるニコラス中尉を抜擢し、戦場へ投入したのだ!
これに応えたニコラス中尉は野村主任を攻撃!待望の援護射撃に、拳を握ったのは濱口少尉だ。
その後もベイ軍は戦闘の主導権を握らず、戦闘終結に向けてパットン将軍は堂々の進撃を開始した!
そのころ、広島国会の最奥では、中崎精肉店の店長が仕込みを続けていた。
柔和な顔つきは、すでに剽悍な戦士のそれに変わる。
その怪力で、今までにツバメ空軍、タージマハル帝国、大読売帝国、ティーガー軍団を葬ってきたのだ。
男は黙々と肉切り包丁を研ぎながら、小さくつぶやく。
「次はお前だ。」
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セ界大戦日誌
Friday October 20,2017
かつてパットン将軍と共に世界一をつかみ取った戦友たちは今日、静かに武器を措いた。
場所をセ界に移してなおも戦い続けるパットン将軍。終局に向かう戦争は激しさを増している。
鯉の党・広島赤鯉軍との激闘は3日目に突入した。
地の利を持たぬ強敵に圧倒されつつあるベイ軍の背後から、空を圧して井納宇宙艦隊が出現する。
ティーガー軍団との戦いから幾日、燃料補給を終えた友軍が続々と集結を開始したのだ。
戦闘は序盤、井納艦隊の砲撃のよってベイ軍有利に幕を開ける。一方の赤鯉軍は粘り強い戦闘で、井納艦隊の燃料を消耗させていった。
その後は両軍とも決め手を欠く展開が続く。
陣中深く進攻しては、撤退を余儀なくされる場面が相次いだ。
いつしか、戦闘は第8戦線を迎える。
地雷原を歩くかのような緊張感が、パットン将軍を襲う。
しかし、歩みださなくてはならない。
勝利のみが、我々を存在させ続けるのだから。
http://oekaki-navi.blog.jp/archives/1068368228.html
Friday October 20,2017
かつてパットン将軍と共に世界一をつかみ取った戦友たちは今日、静かに武器を措いた。
場所をセ界に移してなおも戦い続けるパットン将軍。終局に向かう戦争は激しさを増している。
鯉の党・広島赤鯉軍との激闘は3日目に突入した。
地の利を持たぬ強敵に圧倒されつつあるベイ軍の背後から、空を圧して井納宇宙艦隊が出現する。
ティーガー軍団との戦いから幾日、燃料補給を終えた友軍が続々と集結を開始したのだ。
戦闘は序盤、井納艦隊の砲撃のよってベイ軍有利に幕を開ける。一方の赤鯉軍は粘り強い戦闘で、井納艦隊の燃料を消耗させていった。
その後は両軍とも決め手を欠く展開が続く。
陣中深く進攻しては、撤退を余儀なくされる場面が相次いだ。
いつしか、戦闘は第8戦線を迎える。
地雷原を歩くかのような緊張感が、パットン将軍を襲う。
しかし、歩みださなくてはならない。
勝利のみが、我々を存在させ続けるのだから。
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セ界大戦日誌Monday October 23,2017嵐が去った時、空は抜けるように澄んでいた。台風のために48時間の停戦命令に服していた両軍は、沈黙のうちに整備を続けていた。あけて今日、ベイ軍は満を持して先発隊にウィーランド准将を抜擢。対する赤鯉軍は、燃料補給を終えた薮田隊を投入した。開戦劈頭、王者の意地か、赤鯉軍が破壊力を発揮する。codename[Big-Face]と相対し、距離感をつかめずにいるウィーランド准将はたちまち猛攻を受けた。これで戦闘の主導権を失ってしまう。たちまち大歓声に包まれる広島国会。ベイ軍将兵を恐怖感が蝕んでいく。混乱したかロペス中将は味方のはずの軍用犬・柴犬を砲撃してしまう。これに喝を入れたのは筒号戦車の砲撃!静まり返る広島国会で雄たけびが上がる。「まだ終わっていない」するとその思いに応えたか。ゲリラ少女のクララちゃんは敵のやべー奴が跳梁跋扈する右翼陣地に単身切り込む!これに応えたのは若き突撃隊長・桑原一等兵だ。渾身の砲撃でクララちゃんの帰還を援護する。さらには軍用犬の柴犬とロペス中将の連携プレーによって赤鯉軍・クリャーレン元帥を翻弄!戦況好転とともに、ベイ軍に団結が戻ってきた。その勢いのままに進撃したいベイ軍だが、新たな敵が立ちはだかる。その名は今村大臣。キレのある答弁でベイ軍の猛攻に耐え、議席を守り抜いてみせた。その直後、赤鯉軍の猛攻がベイ軍を襲う。砂場を展開して逃げようにも砂は台風により泥にかわっていた。絶対絶命かと思われたその時、ラミレス元帥は三上中将を大抜擢!襲い来る赤鯉軍をちぎっては投げの大立ち回りを見せると、いまだ火の手のあがる敵陣で突如バーを開店し酒盛り!赤鯉軍は訳も分からず退却した。名将の采配は、ベイ軍を窮地から救った。迎えた第8戦線、パットン戦車団のエンジンが轟音を響かせて侵攻を開始した。嵐が分厚い雲を吹き飛ばし、空には星が燦然と輝く。同じ空の下、ヨコハマ・ベイでは無垢な民衆が我らの凱旋を信じている。民衆の敵を押しのけて、進め!パットン戦車団。
※なお
接戦で終盤なので当然出番があると考え準備するもまさかのリリーフ今永回跨ぎ。
セ界大戦日誌
Tuesday October 24,2017
響き渡る赤い歓声が、ベイ軍に立ちはだかる。
セ界王者・広島赤鯉軍に挑むべく始まった大遠征は、ヨコハマ・ベイを出発してすでに10日を数えていた。
しかしその日々も、ついに最終局面に突入した
ベイ軍の先発隊は石田中佐。対する赤鯉軍は官僚・野村主任である。両者とも今回の連戦では一度苦杯をなめており、雪辱に燃えていた。
開戦劈頭、後がない赤鯉軍の猛攻が石田中佐を襲う!
突然の猛攻に石田中佐は戦死!ベイ軍は総力戦に突入した。
石田中佐に代わって出陣を命じられた三嶋大佐は、若き日の野村主任に愛する人を奪われたという遺紺をもつ。
彼の執念が、ベイ軍に力を与えた。
宮崎豆戦車、桑原突撃隊の砲撃が相次いで炸裂!野村主任も早々に戦場を去ることとなった。
変わって出現したのは鯉の党お抱えの大瀬良記者。これに対しベイ軍は筒号戦車を投入しこれを蹂躙!
切れ味鋭い質問も徹甲弾の前には如何ともしがたく、大瀬良記者は悔し泣きにくれるばかりだった。
この涙に応えたい赤鯉軍重鎮・新井大将。渾身の砲撃は
、広島国会を沸騰させる!
鯉の党支持者の熱気が瀕死の猛鯉に血を通わせる。
迎えた第8戦線。パットン戦車団が仕事場へと赴く。
手負いの赤鯉軍はなおも立ち上がり、鯉の党の幾万の支持者たちは奇跡を信じて疑わない。
一瞬の油断が命取りになる狂気の戦場。
戦え、パットン戦車団。
今宵敵地に響き渡るのは、沈みゆく鯉の断末魔だ。
http://oekaki-navi.blog.jp/archives/1068432384.html
Tuesday October 24,2017
響き渡る赤い歓声が、ベイ軍に立ちはだかる。
セ界王者・広島赤鯉軍に挑むべく始まった大遠征は、ヨコハマ・ベイを出発してすでに10日を数えていた。
しかしその日々も、ついに最終局面に突入した
ベイ軍の先発隊は石田中佐。対する赤鯉軍は官僚・野村主任である。両者とも今回の連戦では一度苦杯をなめており、雪辱に燃えていた。
開戦劈頭、後がない赤鯉軍の猛攻が石田中佐を襲う!
突然の猛攻に石田中佐は戦死!ベイ軍は総力戦に突入した。
石田中佐に代わって出陣を命じられた三嶋大佐は、若き日の野村主任に愛する人を奪われたという遺紺をもつ。
彼の執念が、ベイ軍に力を与えた。
宮崎豆戦車、桑原突撃隊の砲撃が相次いで炸裂!野村主任も早々に戦場を去ることとなった。
変わって出現したのは鯉の党お抱えの大瀬良記者。これに対しベイ軍は筒号戦車を投入しこれを蹂躙!
切れ味鋭い質問も徹甲弾の前には如何ともしがたく、大瀬良記者は悔し泣きにくれるばかりだった。
この涙に応えたい赤鯉軍重鎮・新井大将。渾身の砲撃は
、広島国会を沸騰させる!
鯉の党支持者の熱気が瀕死の猛鯉に血を通わせる。
迎えた第8戦線。パットン戦車団が仕事場へと赴く。
手負いの赤鯉軍はなおも立ち上がり、鯉の党の幾万の支持者たちは奇跡を信じて疑わない。
一瞬の油断が命取りになる狂気の戦場。
戦え、パットン戦車団。
今宵敵地に響き渡るのは、沈みゆく鯉の断末魔だ。
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王者・広島赤鯉軍に逆襲を果たし、歓喜に沸くベイ軍とヨコハマ・ベイ。

パットン将軍の英雄譚としてはこれ以上ない幕切れに思えた。
がしかし、日誌はまだ続いている。
パットン将軍との日々は、残酷な終焉を迎えようとしていた。

やきうお絵かき@中の人@oekakimatome
パットンwwwwwwww
2017/10/25 00:00:15
なにこれめっちゃ楽しい https://t.co/gfoItcVXJl
パットン将軍の英雄譚としてはこれ以上ない幕切れに思えた。
がしかし、日誌はまだ続いている。
パットン将軍との日々は、残酷な終焉を迎えようとしていた。
―――最終章「パットン戦車団」よさらば―――へ続く・・・
※パットン戦車団セ界大戦日誌まとめ
ナレーション:文豪ニキ書下ろし
絵:柴犬ニキ
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コメント一覧
絵と文章の絡みがすばらしいなぁ
泊まり込みの研究じゃないんかいw
最終章ベイ軍はどうなるんやろうなぁ…(すっとぼけ)
文豪ニキも柴犬ニキも管理人ちゃんもありがとうやで!
文豪ニキ、柴犬ニキ、管理人さん、いつもありがとうなんだ!!
トップ絵がまた気合入ってて凄い。
キャラもいっぱい描かれててワンピースみたい。
全員誰だか分かる自分が怖い
それを書き上げてみせる柴犬ニキはもっともっと凄い
魔法の6日間やった…本当に幸せ
その前に対ソ戦まとめ頑張って下さい
広島国会に暖簾スレの広告が並んでるの草
文豪ニキ柴犬ニキ管理人ちゃんホンマにありがとうやで
一番味があるのはcodename[Big-Face]だわw
選手個々にある男のプライドを大切にする姿勢にこんな監督いたんかと
リアルタイムで見れた喜びと相まってなんかぐちゃぐちゃなって涙してたわ
一年をこうやって振り返れる事が嬉しいわ
変則遺紺試合は燃えたよなぁ。
ラミレスの華麗な采配と、それに見事応えきった三嶋が最高だったわ…。
カープの方はアンパンマン号だけじゃなく、忍者もいるよな?
ベイ軍側の空にUFO浮かんでるの草
井納宇宙軍も頑張ったもんな。
柴田犬と三嶋カピバラかわいいw
セ界を股にかけたのは紺野なんだよなあ…
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( ゚д゚)||<ゴルァ
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