暖簾スレ
セ界大戦日誌
Thursday, September 3rd, 2020
https://youtu.be/lOC9sJFi8IQ
奇策か、英断か。
 ̄ ̄ ̄
ベイ軍は今日も今日とて全滅の危機に瀕していた。
セ界征服をもくろむ大読売帝国の野望を打ち砕くべく望んだカラクリ=ベースでの決戦。
だが戦闘初日にS子さんのバーが大火災を起こして全焼、
第2戦はわずか2発の砲撃しか行うことができず、
戦力差は絶望的なまでに広がりつつあった。
かくして迎えた最終決戦、
ベイ軍は本来終盤戦に投入するはずのパットン戦車団を開戦直後に投入するという賭けに出る。
制海権・制空権のすべてが敵手にある危険な戦場に、
将軍は振り返らずに突き進む。
将軍でさえいまや一兵卒と同様に、泥にまみれて戦う時がきたのだ。
第一戦線、踊り子の佐野さんが戦果を挙げた。
援護は十分。突き進め、将軍。
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1: 名無しさん 20/07/25(土)21:08:59 ID:cen
天正四四八年 文月弐拾伍日
偽りの和睦である。其の実、此の戦いは負けたのだ。幾多数多の犠牲に疲労を積み重ね、得た和睦など偽りでしか無い。
故に、だからこそ、此の地から徳川を確実に退けねばならぬ。其の一心、誰そ分からぬ者が敵先鋒、讃崔朱に毒を盛る。此れに依り筋肉達磨澤村が立ち塞がることとなった。
雨が上がり、むわりと暑苦しい湿気が包み込む中、青山占領地での第二戦は幕を開けた。早速第一戦線、三散華山田の長距離狙撃にて御自慢の筋肉に風穴を開けると、すかさず僧長青木が砲撃敢行。
此れに敵将原、訝しむ。用意周到が過ぎるのだ。まるで最初から澤村になると分かっていたかのように……。一つ思い至り、歯ぎしり。卑怯な奴らめ。
将原は澤村に蝦夷の司令塔西田を狙撃せよとの報を送る。此れは見事成功、奇襲を掛けたは其方であるぞ。澤村は軽く兜を触れるのみにて済ませるのであった。
此の一幕で総て終わるわけには行くまい。本願寺一行は更に攻撃を進める。第五戦線に軍亀の謀反を招き本陣を貶めると、更には第六戦線、白き翼廣岡が初となる砲撃を成功。戦線を優位に進めていた。

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天正四四八年 文月弐拾壱日
戸田より報告である。素荒守大兄、盛られた毒の回復芳しくない。此れに将高津は曇り顔である。守護を任せるべき先鋒が居ないのだ。
阿呆鱈山田は見事爆発四散し、薙刀使い山中の調子も上がらぬ。どうしたものか。声が掛かる。私が行きます。
将高津、顔を見上げる。金剛原の姿が其処には有った。ならぬ。体を休めよ。言葉に原、頭を振る。私には暇が無いのだ。
不承不承ではあるが、将は言葉に頷く他無かった。無理だけはするなと一言。増築された北条の城下にて、金剛は覚悟を決めていた。
だが現実は甘くはなかった。第一戦線、早々に韋駄天梶谷に砲撃を食らうと、息吐く暇も無く袈裟斬り。矢張り駄目ではないか。
違うのだ。私は護れるから来た。故に此の失態にて挫けはしない。第五戦線迄一直線、男は駆け抜けた。未だ力が足りぬ。呟く原であったが、駆けつけた信徒からは惜しみない賞賛が浴びせられた。
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天正四四八年 文月拾伍日
最悪の結末であろう。老師の手柄は又しても失われ、豊臣軍の手に掛り散る。支柱を失った本願寺一行は動揺を隠せずにいた。
加え、三散華山田の容態が芳しくない。此れ又荒療治ではあるが、二の陣の守護に切り札荒木を宛がうなど、緊急事態が続いている。
戦法は稲生亜である。合戦訓練では優秀な成績を残した此の伴天連であるが、此処迄は天運にも見放され、泥を啜る始末。
此れに苦労人井野が背を合わせ、我ら猪軍として戦わんと士気を上げている。
此度はどうなるのだろうか。一行は不安気に、止み始めた雨を眺める以外になかった。
豊臣軍が待ち受ける。其の先鋒は軽詩愛。第一戦線から此れを攻撃すると、彼の者が退いた第六戦線には絵好婆による砲撃が初成功。此れを祝うように、第三戦線では稲生亜が花火を打ち上げた。
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わーい あそぼー