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石山本願寺

【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【10/2】

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1: 名無しさん@おーぷん 2018/10/02(火)21:03:23 ID:KC3

天正四四六年 神無月 弐日

位捲守合戦への進出を決めた本願寺一行。七年振りともなる徳川軍撃破も合わせ一行は燃えていた。
次なる視点は毛利軍に次ぎ、合戦順位を二位と成すこと。其の為には先ず、青山占領地に襲い来る北条軍を叩く他あるまい。
此の北条軍もまた、位捲守合戦に挑むべく戦っている猛者共だ。一行にも容赦なく、死力を尽くしてくるだろう。
だと云うのに、将小川は先鋒を小僧高橋と為す。――経験を積ません。此れを意気に感じた高橋、北条軍との死闘に挑む。

波乱の始まりである。北条軍が乗ってきたのは戦艦大和。其処には空母加賀の軍艦旗も掲揚されているが、高橋は先ず此の操舵室を破壊する暴挙に出る。
此れには北条軍、並びに其の民が激怒。然し此れを乗り越え、高橋は北条軍の主力である海賊曽都、砲手筒香、伴天連 呂兵洲を斬り伏せ凌ぐ。
更には第二戦線、第三戦線も第三陣にまで侵攻を許すも本陣突破は許さない。すると攻撃陣、此れに発奮!
第一戦線、敵先鋒平良に対し暴れん坊馬連手院が砲撃を敢行!! 更には第六戦線まで進んだ暴れん坊、地に伏す平良に砲撃!! 平良を真っ平らである!!
然し此の暴挙に怒りを燃やした宮崎熊は、第五戦線に高橋をバラバラにせんと突き進む! 致命傷こそ免れたものの、此れで小僧は撤退。然し第六戦線を大下が凌ぎ切り、優勢を保つ。

だが第七戦線、梅野が挑むと戦況は急変。重圧に敗れたか、其の銃口が安定しないのだ。余りにも振れる銃弾に、苦労人井野が巻き込まれる。避難の間隙、北条軍が本陣を突破、炎が広がる!
だがなんとか此れを封じると、続く第八戦線は雨使い破風の尽力もあり此れを鎮火。僅かながらに優勢の状況にて、戦場を繋ぐ。

そして第九戦線、満を持して現れるは和尚。先の合戦では醜態を晒したが、此度の戦いで同じ過ちを繰り返す訳にはいかない。
此の合戦を制し、二番手の座を確実にせよ。何より敵砲手筒香を完全に封じた小僧高橋に勝利の美酒を。故に挑む。石山本願寺、勝利まで残るは首三つである。







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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【9/14】

 12461
1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/14(金)20:52:50 ID:pQ4

天正四四六年 長月 拾肆日

徳川絡繰屋敷の完全攻略に成功した一行。特に来安小川、武器屋、樹羅留星人星を筆頭にした守護陣の活躍は筆舌に尽くせぬ。
然し、其の力の代償は大きかった。樹羅留星人星は力の放出により早々に戸田の封を為され、一行から離脱。――然し、此の思いを強く感じたものが居た。
金剛樹理である。未だ宝石のような輝きを胸に秘めた男は、次なる闘いへと感覚を研ぎ澄ませている。いざ、豊臣軍の粉砕とならん。
一行は爪先を播磨に向ける。僧兵共に、失う物など有りはしない。虎狩りといこう。

甲子園要塞に辿り着いた一行、即座に此れを侵攻開始! 慌てて飛び出してきた斧使い小野を早々に総叩き、豊臣軍を威嚇する。
此れに怒りを覚えた豊臣軍、然し雨使い破風は待っていたとばかりに天を嘆かせるではないか。此れが奏功、足元が緩む。其の間隙を逃さず、原はばったばったと豊臣軍を薙ぎ払っていく!
然し此れに助かったのは同じく小野だ。一行も攻撃こそ成功するものの、其の後の決定打が与えられない。
第五戦線、遂に原が伴天連 奈婆呂に攻撃を受けても、何処吹く風となぎ倒す。すると何故か怒り出したのは一行だ。うちの宝玉に何をする、と斧使いに突撃をかける!!
まずは歌術使い西浦が死者も蘇らん程の歌唱を披露すれば、苦労人井野は小野が苦しむ隙に第一陣へと進撃。すると好機と見た原、斧使いを殴り飛ばす!
更には現れた定火消能見に対し武士坂口が進撃すると、伴天連思想青木が此れを大切断!! 一気に戦場の流れを引き寄せた。

第九戦線、未だ破風が天の涙を止められぬと四苦八苦している最中に前線へと向かうのは和尚。制武はつかない状況ながら、抑えるのは彼である。
ならば挑むしかあるまい。此の雨とて、火照った体を冷やすに十分。石山本願寺、勝利まで残るは首三つである。







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 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄ 長月弐之章

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1: 名無しさん@オープン 2018/09/08(土)22:03:26 ID:OKc

天正四四六年 長月 捌日

原の奮闘虚しく、北条軍異能者井納に敗れ去った一行。山崎麺麭店の厨房こそ放火には成功したものの、損害は浅かった。
その様な燃やし方では損害等出ない、と主張するは辛子亭店主。同じく食料を扱う店として、詰めが甘いと嘆くようだった。
御覧じろ、これこそ店への損害というものを見せよう。店主は意気揚々と出陣。――伴天連思想は今日も治癒に隠れる。
一行の後ろ、伴天連思想青木が極秘裏に招き入れた一般人男性――疾風上田が、不安そうに着いていく。

辛子亭店主は有言実行である! 北条軍桑農家桑原による厨房への侵入を許すと、宮崎熊、伴天連 呂兵洲に徹底的破壊を受けた店主は早々に激辛定食へと早変わり! 何という惨劇であろうか。
これに怒りを上げたのは一行! 直ぐ様哲学者今永を優しき剛力羅が樽大砲でぶっ放すと、更には第四戦線、這々の体で戻ってきた今永を再び剛力羅が殴打!
次いで第五戦線、今永は剛力羅への恐怖からか自ら謀反を招いてしまう。この間隙を見逃さぬは辛子亭店主! なんと蘇生したというのだ!
此れを機と見た店主はその場で自爆特攻! 今永ごと冥界へと帰還である! ――否、一人にはせぬ。小僧大下は慈悲の心で、自らも冥界に飛び立つ。
これには一行、民衆共に感動。巫山戯るなと送り出す声が響き渡る相模の地であった。

だが一行の攻撃の手は緩まない。敵軍の酒場が開店するや否や神の子大引や歌術使い西浦が押しかけ歌や説法を巻くし立てれば江洲子も我慢ならぬ。
更には第八戦線、敵軍切り札三嶋を。戦車団率いる発屯将軍を、粉砕! 粉砕! 爆発後から現れるはまたしても優しき剛力羅であった!!
第九戦線、出るは和尚。僅かな勝機を掴むのだ。いざ行かん、勝利のために全てを翔けろ! 石山本願寺、勝利まで残る首は僅かに三つである!!







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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【2位浮上】

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/26(日)21:14:04 ID:MW2

天正四四六年 葉月 弐拾陸日

辛子亭店主、有為乱人両先鋒が率いる壮絶な総力戦。其の焔は消えることを知らず、猛牛近藤や和尚すら危機を招く始末。
熱気冷めやらぬ青山占領地に残る火種は、男の双眸へと燃え広がる。嘗ての番頭、石川である。
先立っての合戦では第七戦線途中にて太鼓持ち秋吉に戦線を譲った結果、即座に砲撃で巻き添えを食らう始末。故に男は必ずや二の轍は踏むまいと、決意を秘めていた。

未だ熱風吹き荒れる青山占領地では、更に稲光が光っている。魔境――とでも表現すべき其処に挑むは北条軍の哲学者今永。
番頭として期待を寄せられていつつも、今合戦直前に手傷を負い、其の力を出すには至らなくなっていた。
――然し、今永を勝たせたい。其の思いは北条軍も強い。第一戦線より大和の心前田と宮崎熊、更には伴天連 炉兵洲の連続射撃により石川を攻め立てる!!
だが其の様な思いなど、一行としても同じこと。即座に十八番山田が今永に斬りかかると、暴れん坊馬連手院は蜂蜜にて宮崎熊を買収。更には剛力羅が第一陣へ進むと、歌術使い西浦が渾身の名曲を披露!
今永は哲学者であった。其れを理解してしまう。理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、理解、


第五戦線、宮崎熊が石川を食いちぎる! この無残な結果に代わって挑むは小僧大下、小僧梅野、そして猛牛近藤! 一行の誇る守護陣が北条軍の進撃を許さぬのだ!
更には攻撃陣もまた第六戦線に苦労人井野と武士坂口の痛烈一閃により戦況を有利に進めると、第八戦線には帰ってきた小僧廣岡の砲撃が砂場に直撃!! 子供は散り散りである!!
そして第九戦線、再び立ち上がるは和尚。二戦連続で不甲斐ない姿を見せた。然し第九戦線、終わりを告げるものは自分しか居るまい。
故に手柄のつかない展開でありながら、挑むのだ。さあ行こう。信徒は信じているのだ。石山本願寺、勝利まで首三つである!!







16: 名無しさん@オープン 2018/08/26(日)21:15:13 ID:PJD

>>1
歌術使い西浦の犠牲者が……







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【連日連夜の】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【大劇場】

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/25(土)21:47:05 ID:1cC

天正四四六年 葉月 弐拾伍日

北条軍による武器屋強盗事件が発生した翌日。青山占領地にまたしても激震走る。なんと北条軍直属の戦闘組織『発屯戦車団』の書記官がこの地を訪れると言うのだ。
これに語り部驚愕、即座に占領地へと飛ぶ。――互いの先鋒は、辛子亭店主、並びに伴天連 有為乱人。
一切気を抜くことが出来ない総力戦。涼風が吹き始めた青山占領地で、其れは始まろうとしていた……。

戦の始まりは静かだった。店主が辛味の効いた定食で北条軍を黙らせれば、有為乱人もまた青木の誤射を誘い一行に立ちふさがる。
動いたのは第二戦線。檻よりいでし伊藤が斬りかかると、直後扇の要中村を欺く遁走を披露。これに応えるは桑農家桑原! 激辛定食に砂糖を振りかける蛮行にて本願寺を攻める!
これに怒髪天は一行。せめて蜂蜜だろうと有為乱人を滅多切りである!! 店主自身も有為乱人を斬り伏せる始末。
これに怒り冷めやらず、第三戦線も一行は有為乱人を攻める。暴れん坊馬連手院、優しき剛力羅、歌術使い西浦、小僧宮本と連続して伴天連を叩けば、更には武士坂口の痛烈一閃!
最早瀕死の有為乱人。然し敵将羅魅礼須は非情であった。この男に撤退許可を出さなかったのである。これに一行は憐れむと、恩赦をかけるのであった。
――この間隙に、語り部は戦車団書記官と密会を果たす。甲羅なる液体を飲み交わし、互いの健闘を祈るのであった。

然し北条軍はその様な事情など知ったことではない、と攻勢を強める! 第四戦線、いきなり大砲筒香が砲撃をぶちかますと、宮崎熊が店主を襲う!
この光景に怯えた暴れん坊が震えを止められず、謀反を起こすと更には桑原。有為乱人は哀れみから囮作戦を許したものの、店主の落胆たるや凄まじいものであった。
まさか砂糖に毒されるとは。これを重く見た将小川は店主に営業へ戻るよう指示、代わりに伴天連 破風を起用。破風は友の想いを受け継ぎ北条軍を粉砕!
更には太鼓持ち秋吉が危機こそ招くがこれを封じると、小僧梅野が敵中枢を爆破! この間も一行は北条軍を攻め続け、さらなる打撃に成功!

第八戦線、圧倒的物量にて北条軍を攻めたてる一行に解き放たれるは牛! 猛牛近藤である! この牛と旧知の間柄であった伊藤は対処法を用いてひらりと避ける!
更には浪士谷内が好守を見せ牛を守るも、陣を進められてしまう。然しこの好機を見逃さぬは北条軍!! ここで恵まれし佐野が牛を確保、焼肉弁当に加工完了してしまう!!
この惨状に突如激怒したのは十八番山田!! 超長距離射撃にて砂場の子供を蹴散らすと、民衆は夏の訪れを喜ぶ能を披露!! これに奮起した走り屋田代、第一陣を経由し第二陣まで駆け抜ける!
更には歌術使い西浦の美声を恐れ敵将羅魅礼須は勝負を放棄! 然しこれが悪手、浪士谷内の囮作戦が炸裂! 怒れる山田、本陣突撃!!
――いざ第九戦線。挑むは毛利により討死されかけた和尚。這々の体で逃げ出しこそしたが、その炎は燃え尽きぬ。
相手は異なる。然しながらこれこそを復活の狼煙と為さん! 石山本願寺、勝利まで残るは首三つである!!







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【大爆発】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【サヨナラ負け】

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/23(木)21:18:24 ID:8pu

天正四四六年 葉月 弐拾参日

一行の改造人間、館山が満を持して毛利軍に挑んだ先の合戦。然し之は聖闘士鈴木により粉砕。一行反撃するも及ばず、敵地にて沈む。
――嗚呼、まただ。小僧原は笑う。またしても、彼に渡ってくる役割は「連敗阻止」。その両肩に伸し掛かる責任は、重い。
然し小僧に悲観はない。その双眸に、自信が満ち溢れている。今ならば、誰もこの男を阻止できまい。そう、思っていた。

領土最多の毛利軍に対し、領土二位の一行が三度挑む最終戦。其の先鋒はそれぞれ小僧原、旅商人岡田である。この岡田に対し、一行は猛攻を仕掛ける!
第一戦線、いきなり武士坂口が痛烈一閃を加えれば、次いで伴天連思想青木が斬撃を浴びせる。十八番山田が第一陣に進撃すると、ここで暴れん坊馬連手院が囮作戦にて坂口を本陣へ突入させる!
更にはこれで動揺した岡田、暴句を発してしまう! これに怒りを覚えた一行、それぞれ陣を突進し岡田に詰め寄るではないか!
これにすっかり怯えてしまった岡田は、第二戦線もまた危機を招く。全包囲された状況下、挑むは山田。その山田、容赦なく砲撃をぶっ放す!! これにて毛利軍、沈黙!!
一行は第四戦線にも伴天連思想、十八番の連携攻撃により本陣を後略。最早休めるだろうと、和尚は牛車を引いて何処かへ旅立とうとする始末。
小僧原もまた、第四戦戦まで毎回斬撃を許すも決定打は受けず安定した守護。誰もが勝利を疑わなかった。――毛利軍を、除いては。

第五戦線、先ずは敵軍の司令塔會澤が原を攻めると、次いで少年兵曽根がこれを襲撃、原に致命的な一撃を加える!! 更に野間廉者が英雄らしく、自己犠牲の精神にて曽根を一行本陣に突っ込ませる!
更には第六戦線。歌術使い西浦と十八番山田の美技により被害は最小限で済んだものの、聖闘士鈴木と田中輸送士の攻撃にて、更に負傷する原であった。
これを救わねばならない。第七戦線、優しき剛力羅が岡田に代わって前線に挑んだ自然派高橋を襲撃すると、西浦は絶叫!! これにより高橋無残にも――おお、語りたくもない!!!
然しこれでもまだ、毛利の勢いは途切れぬのだ。野間が危機に陥ったことを察知しさらなる力を開放すると、此処でまたしても鈴木、積尸気冥界波にて原を冥府に叩き込む!!

これに怒ったのが猛牛だ。第八戦線、牛車を反転させ和尚もろとも毛利軍を蹴散らし蹴散らし蹴散らし!! そのまま、その牛車より飛び降りたのは和尚である!
この戦、決して負けるわけには行くまい。原が此処まで虚仮にされたのだ、黙ってはいられない。いざ行かん、勝利まで残る首、三つを刈るために!!







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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/21】

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/21(火)22:43:19 ID:Zqd

天正四四六年 葉月 弐拾壱日

全国統一の争いも、既に佳境。その中でも特筆すべき力を持つ毛利軍は、既に統一への前提条件を整えていた。
圧倒的な攻撃陣、無難な守護陣。そして、圧倒的な民衆。これらを以て、毛利軍は他の追随を許さなかった。
――其の毛利軍に食らい付くは、我らが石山本願寺一行だ。然し和尚は悲しみに暮れていた。後輩共が、あと僅か手が届かず、甲子園大会にて散ったのである。
同じ轍を、まさか我々が踏むわけには行くまい。一行は燕陣を組み、士気を上げる。後輩共と違い、一行による全国統一の可能性が無くなったわけではない。諦めて、たまるものか。

一行は先鋒を来安小川と置き、毛利軍に殴り込みをかける。対して迎え撃つ毛利軍、先鋒は伴天連 鄭損! この鄭損、今宵は明らかに具合が悪そうと見える。
然しここは戦場。合戦の舞台。なればこそ情けは無用。第二戦線、鄭損の重厚が乱れる間に武士坂口が痛烈一閃! 主導権を握ったかに思われた。
だが直後、これに対し聖闘士鈴木が狼狽えるな小僧ども! と来安を砲撃! これにより即座に戦場は均衡に戻る。
然しこれ以降、一行は鄭損を攻めきれぬ。不安定な銃口が、むしろ一行を威嚇したのである。これに手こずる間、来安は孤軍奮闘ながら餡麺麭男松山や白鶴丸などに攻撃を受ける。
じりじりと戦況が悪くなりつつ第六戦線、転機であった! 鄭損がついに倒れたのだ! 代わって出るは老兵永川。これまた、銃口定まらぬ。これを好機と見た一行は攻める!!
先ずは小僧宮本が斬りつければ、伴天連思想青木が矢の雨降る中を第一陣に進撃。此処で十八番山田、暴れん坊馬連手院がともに第一陣へ突撃をかける間に、小僧が本陣を突破!
更には優しき剛力羅が飛鳥文化攻撃で永川を粉砕、すると直後この仕打に怒りを覚えた毛利軍が伴天連破風を粉砕! 更には第七戦線、小僧梅野に対し鈴木が小宇宙を爆発! ――最早これまでか。

否。第九戦線、男たちは奮起する。此処で勝たねば男が廃ろうというものだ!! 菓子酒店中崎を一行は襲撃、一度は万事休すと思われたが、此処で労使谷内は三の忍藤井仕込の忍術を発動!!
これを爆発四散させ、其の焼け跡から現れるのは猛牛近藤にまたがった武士坂口である。坂口はこれを巧みに制御、三者を突殺する始末。――恐怖の攻撃陣は抜けた。
いざ奔り行かん、勝利目指して今此処より。小僧西浦が僅かに歌う。その旋律は、一行に勇気を与える。――何より影響を受けたのは、馬連手院だった。
敵軍の秘蔵っ子亜堂和に対し、馬連手院は限界値となる参拾壱発目の砲撃をぶっ放すと、続き山賊畠山が間髪入れず砲撃!
更には谷内、坂口が長距離射撃を放ち一挙に戦場をひっくり返す。これには民衆からも、もっと早くそれをやれと祝福される一行である。

第十戦線、現れるのは和尚。諦めぬことは素晴らしきこと。其れを今、後輩たちに見せられているだろうか?
なれば、挑むしかあるまい。挑戦者たる我々が絶対王者に勝利する其の瞬間を見せるのだ。――首三つを以て、其れを証明しよう!!







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【石山大劇場】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/19(日)21:35:16 ID:ZcX

天正四四六年 葉月 拾玖日

内乱である! 一行はその現場に駆けつけ、驚愕する。なんと猛牛近藤と和尚が猛烈に争っているではないか!
聞くと此度の甲子園大会において、和尚が後輩金足農業に対し、続いて挑むはなんと猛牛近藤の生産地だというのだ。
これによりどちらが素晴らしいかと口論が発生、次いで争いになったというのだ。これには一行、嘆息。非常にどうでもよろしい。
何方も素晴らしいならば其れにて良し。一匹と一名を放り出し、翌夕が先鋒嘗ての番頭石川に活躍を期待する。

三度挑む豊臣軍。この先鋒は岩田である。嘗ては苦しめられた相手だが、ここのところ力を発揮できていない相手だ。なればと一行奮起。もはや退陣させようぞ。
先ずは第一戦線、伴天連思想青木がこれに突撃をかけると、次いで暴れん坊馬連手院が特大の砲撃をお見舞いである!! 三年連続、七度目の参拾砲撃達成に民衆は歓喜!
更にはこれに負けじと歌術使い西浦、第二戦線に於いて死人が蘇り生者が死ぬとも思われる圧倒的歌唱を披露!! ――然し、これに惑わされたのが石川だ。
第三戦線、蚕農家糸原に長距離射撃を受けた石川、若き大砲手大山にまたしても長距離射撃を浴び、即座に詰め寄られる。然し此処は老兵、老獪な戦術にてこれを翻弄!
すると直後であった! 岩田が青木に対し威嚇射撃! すると黒子、これを武士の誇りなしと判断、斬り捨て御免とざんばらり。これには敵わぬ、豊臣軍は怒髪天ながらも大慌て。
これに名乗りを上げたのは山賊上がりの岡本。この岡本を一行は攻める。十八番山田が斬り伏せれば、更に馬連手院、長距離射撃にてこれを粉砕! この活躍にて、馬連手院の本陣突入補助は佰を数えた!
更には西浦が矢の雨が振る中を第一陣に進撃すれば、浪士谷内はこれまた長距離射撃で岡本を完全粉砕! 背水の陣である。谷内は未だ、これに満足などせぬ。

戦場は流れる。第五戦線、続き一行は挑みし岩崎に相対する。此処で西浦、またしても美声にて岩崎を悶絶させれば続き谷内が挑む。
この好機、苦労人井野は囮作戦にて西浦を本陣に突入させる! これには民衆驚きと共に歓喜。苦労人、遂に開花か! 其の男は、ただ只管に前を見据えていた。
一方の石川、第六戦線までを難なく抑える。然し第七戦線、梅農家梅野、鶻伊藤に連撃を食らうと、糸原の囮作戦にて本願寺炎上を赦してしまう。
ここで代わりに挑むは風神風張。然しこの男も、今合戦にして台頭をした新戦力。疲れが溜まっている――其れを無自覚に、男は出してしまっていたのだ。
これを見逃さぬは豊臣軍。北条軍の隠し子北條が更に突撃をかけると、伴天連 露佐理央は突進にて風神を粉砕。この危機、挑むは伴天連 破風! 雨の援護は受けられぬが、無事豊臣軍を押し止める。

――第九戦線。和尚はくつくつと笑っていた。其れも其のはず、第八戦線にて挑んだ猛牛近藤、詰めが甘く一人の進撃を赦したのだ。
ならば私は、三つの首を並べてみせよう。勝利まで首三つ、――後輩同士の対決もまた、私が制してみせようぞ。







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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/17】

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1: 名無しさん@オープン 2018/08/17(金)21:07:04 ID:Nc0

天正四四六年 葉月 拾漆日

筆舌を尽くしてもなお、その輝きは語り尽くせぬ。最早それは、伝説だった。
伴天連の力を借りずして、ただ己の力でやり遂げた小僧の記録。其れは一行のみならず、日の本の国で伝説と謳われる男以来の快挙であったというのだ。
宴会の中心は、当然苦労人井野、そして小僧原。――そして、その輪から外れ、遠くから柔和な顔で伺いながら酒を煽るは、扇の要中村と、武器屋である。
互いに築き上げた地位、其れを剥奪はされない。だが間違いなく、今の自らより輝いている二人。――負けて、たまるか。
豊臣軍の襲来に備え、将小川は武器屋の先鋒と中村の起用を指示。なればこそ期待に応えねばならぬ。好敵手、と呼ばれる存在の台頭により、この二人もまた、静かに燃えていた。

翌夕、暑さ寒さも盆までかと嗤われるほど涼けさを取り戻した青山占領地では、一行が既に陣形を整えている。其処に名乗りを上げるは豊臣軍、其の先鋒、伊予の怪物秋山である!
一行はこれを予期、昼より『真呉爾羅』なる絵巻物を拝覧! これにより秋山に対する対抗策を得た一行は、第一戦線より攻めにかかる!
まずは武士坂口がこれに切りかかれば、続き伴天連思想青木が無人在来線爆弾の子供用玩具を投げるなどといった極悪非道な行為にて秋山を恐怖の呑底に叩き落とす!
更には暴れん坊馬連手院が我武者羅に殴りかかると、其の優勢を確かなものにした。――然しこれに安心してしまったのが、武器屋であった。
第二戦線、伴天連 露佐理央と鉄人鳥谷の連撃を受けた武器屋は、生誕日の喜びを噛みしめる俊介を不意打ち。これに怒髪天の梅農家梅野、怪物秋山に手痛い反撃を受けてしまう。

これにより戦場は均衡を取り戻す。……それではならぬのだ! 十八番山田が敵の光線の間隙を突き第一陣に進入すると、暴れん坊がまたしてもやり遂げる!
なんと手にした棍棒で光線を跳ね返すなどと言った奇妙奇天烈な攻撃を加えると秋山を粉砕! 武器屋は第六戦戦までをなんとか抑え、守護者共に其の座を譲る。
すると第七戦線、なんと現るは小僧梅野!! 戸田の封を処されている間は和尚の役割を果たしていたと語る若武者は、まずは梅野との戦いに挑む。
梅野と梅野の戦いは当然梅野の勝ち。梅野が如何に鍛錬を積もうと、梅野とは格が違う。然し直後、十八番の瞬間判断により梅野を射殺!! これには梅野、助かったと安堵である。

第八戦線を猛牛近藤が突殺で終えれば、僅かながら優勢の第九戦線に現れるは和尚。この和尚には歓びがあった。
豊臣の城下で行われる、少年武士らの集う大会。かの甲子園大会に於いて、またしても和尚の後輩が北条軍のお抱え軍を粉砕、八正道の座に至ったというのだ。
其の者らの前で、自らがこれを抑えずしてなんとする。必ずや首三つを、後輩の勝利に捧ぐのだ。






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【石山劇場】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄

no title 6815
1: 名無しさん 2018/08/12(日)16:57:47 ID:072
天正四四六年 葉月 拾弐日

合戦にて、無くてはならない存在は山ほど居る。然し、其の中で長きに渡り第一線を張ることの出来る者は、そうは居ない。
織田軍には嘗て、遠隔操縦師山本と云う生き字引が居た。毛利軍には海を渡り、男気を持つ黒田という漢が居た。北条軍には長く番頭として降臨した番長三浦が居た。
そして、本願寺一行にも其れと並ぶ伝説が居た。老兵石川である。今は来安に番頭を譲ったが、其の力は衰えを知らぬ。
だが、昨年、そして今年と、石川は力を発揮できていない。いくら歴戦の戦士と言えど、力なきものは淘汰されるのみ。
故に男は進歩を止めぬ。歩みを止めぬ。いざ行かん。尾張の地にて、再びの勝利を!

三度挑んだ尾張の地、織田軍先鋒は怪物の影武者藤嶋。一行は早速好機を演じるも、藤嶋がこの危機を乗り切り一行を寄せ付けぬ。
そして老兵石川、第一陣すら許さぬ完璧な銃撃を見せる!! これに応じるように、藤嶋もまた本陣だけは許さぬ体捌き。静寂すら満つかのごとく、戦場は静かに推移していた。
第一戦線、第二戦線、第三戦線。第四戦線、第五戦線、第六戦線。石川と藤嶋が鎬を削る。本願寺の伝説に対するは、織田軍の若き力。――まるで、互角であった。
先に動いたのは織田軍であった。第七戦線、完全に守護しきった藤嶋を戦線から下げ、介護師佐藤を呼び出す。この佐藤、先日は粉砕した一行であるが、この合戦では歯が立たぬ。
すると直後、遂に石川の銃撃に綻びが見える。これを突破したのが伴天連 微死江戸! 完全合戦と呼ばれる伝説の合戦再現とはならなかった石川は、これに僅かながら落胆。
其の隙を見逃さぬのは伴天連 或門手。黒子の出しゃばりもあり動揺した伴天連思想青木に直撃弾を放つと、将小川は石川の撤退を決断。
勝利を得ることは、叶わなかった。然し老兵の気持ちを痛いほど感じ取ったものが、猛烈に突進! 牛だ! 猛牛近藤である!
本願寺隠れ信徒平田にこそ囮作戦で本陣を許したが、其れを含む三人を突殺! ――然し、これでは敗北の責任は石川に付くのだ。

これに突如激怒したのは十八番山田!! しぶとく怯懦京田を狙うと、楽師鈴木に砲撃をぶっ放したのは暴れん坊馬連手院! 砲撃王はこの俺だと、山田を見て暴れん坊は豪快に笑う!!
一気に戦場がひっくり返る。楽師鈴木は最早何も出来ぬ。優しき剛力羅に怯え第一陣を明け渡せば、天才川端は本願寺の天敵福田に直撃弾をぶつけ好機を拡大。
西浦が鼻歌で鈴木に近寄れば、怯えた鈴木はこれを射殺! 然しその間、一行はさらに先の陣を攻める!
山賊畠山が第一陣に悠然と歩く。一般人男性が剛力羅を突き飛ばし逃走する珍事もあったが、最早鈴木は茫然自失。武士坂口が突付けば、そのまま倒れ伏すのみである。


第九戦線。本願寺より念仏が聞こえる。故に出るは和尚。二日連続となる、尾張の地での説法だ。
石川に勝利を授けられぬのは無念である。然し老兵は言った。勝てれば良いのだと。故に和尚もまた、勝利を目指すのみ。其れには首三つを、刈り取ることだ!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/11】

no title 6744
1: 名無しさん 2018/08/11(土)18:12:24 ID:3ew
天正四四六年 葉月 拾壱日

尾張の地に聳え立つ、その恐怖の印、名古屋城。織田軍が占拠し本願寺の布教を阻止せんと立ちはだかる刻は、最早如何程であろうか。
本願寺一行、名古屋にてまたしても片膝をつく。武器屋が昨夜の原を超える熱戦を繰り広げたにも関わらず、それを超えるはかつての番頭吉見。この合戦においてただでさえ見たくもない顔が、更に。
最早吉見は致し方無し。然し、一行のかんばせは昏い。尾張で最後に勝利を収めたのは、何時だと言うのだ? 或る者は云う。――昨年の、葉月。
この事実に一行の士気は大きく下がる。明昼、戦う先鋒は辛子茶店長、織田軍は未来の番頭候補小笠原。勝てるだろうか。不安が一行を包む。

然し諦めぬ。合戦となれば目の色を変える僧兵共は、第一戦線より小笠原を攻める! 突如変形、鉄人二十八号と名乗りはじめた十八番山田が一撃を打ち込むと、暴れん坊馬連手院が第一陣に進撃。
優しき剛力羅は蜘蛛の巣攻撃にて小笠原を苦しめると、天才川端、歌術使い西浦の合唱が響く! 悲しみを笑い飛ばし織田軍に苦しみを与えた一行だったが、これがまさかの悪手。
なんとこれにより店長が発狂!! 第一、第二、第三戦線と無残な攻撃を繰り返し、織田軍に討伐される始末。中澤騎馬隊もこれに巻き込まれ壊滅! 一気に戦場がひっくり返る。
然しこの混沌とした戦場に樹羅留星人星が降臨。頭の中に爆弾を置くなどの蛮行にて織田軍を葬り去った!

第七戦線、武士坂口、伴天連思想青木が共に無敵要塞佐藤を攻めると、ここでまたしても鉄人二十八号が呂決斗拳を射出! これを粉砕!
然しその直後であった! 雨を呼ぶ男破風がやってきた途端、おぼつかぬ防衛にて織田軍の突破を許してしまう。これには打首である!
だが一行は光を求める!! 第八戦線、そこのあたりを歩いていた一般人男性が戦う文豪又吉の原稿を破り去れば、坂口、青木、山田がまたしてもこれを斬り伏せる! これに燃えたのが猛牛近藤だ!
あまりの興奮に謀反未遂をも思わせた近藤だが、奴は牛!!! 三人を突殺、希望を繋ぐ!!

――第九戦線、尾張の地に立つは和尚!! 今季初となる、尾張の勝利には必要不可欠。
いざ行かん。首三つを尾張の地に並べ立て、鬼門を突破せよ!!

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【サヨナラ負け】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/4】

 10616

1: 名無しさん 2018/08/04(土)22:57:26 ID:L4z
天正四四六年 葉月 肆日

小僧共が夢を追い、未来の武将となることを目指す夏の祭典があると云う。其の期間中、豊臣軍は自らの城を開放。未来の武将共に其の地を明け渡すのだ。
故に其の豊臣軍、全国統一の為に各地を転々と回り、闘いを挑むのだと云う。果たして誰が言い出したか、毎合戦にて恒例の其れを、死路と呼ぶ。
だが其の死路、昨今の豊臣軍は死路とも思わぬと云うのだ。一行は其の理由――改造された大坂本願寺の前に、呆然と立つ以外に仕方がなかった。
巫山戯た話である。豊臣軍は死路の間、此処本願寺を改造し、大阪城と名乗り自らの根城としているのだ。之に最も激怒したのは、武士坂口、並びに猛牛近藤であった。
これに一行は突撃、先鋒を辛子亭店主と置き殴り込む! ――然し何たることか、豊臣軍は其れを読んでいたのだ。豊臣軍は先鋒伴天連 伝達者を既に配備させていた。
一行が伝達者に阻まれる中、逆に狼狽したのは店主であった。完全なる奇襲であったはずが、どうしてこれが通じていた!? 此の内通に、さしもの店主とて動揺。
第一戦線、早々に宣教師福留に手痛い砲撃を受ける。辛味が聞いた攻撃に、店主は顔をしかめる以外どうしようもなかったのだ。

転機は第四戦線であった。此処まで無敵であった伝達者、僅かに見えた綻びを一行は見逃さない。
先ず十八番山田が十二戦連続となる本陣突破の功を為すと、暴れん坊馬連手院が単独攻撃、優しき剛力羅が第二陣突破の飛鳥文化攻撃、天才川端が三の陣態勢の長距離射撃!!
更には第一陣に西浦単独公演を行うべく歌術使いが進めば、店主が辛味の効いた斬撃で伝達者にとどめを刺す!! 唯では死なせぬとばかりに、傷口に塩ならぬ辛子を塗り込んでいく店主であった!
更には第五戦線、駆逐艦望月の出撃に剛力羅は幽波紋発現にて対抗。力のままに正面衝突、これを撃沈! 一行の勝利は確実なものかと思われた。

然し直後、店主を異変が襲う。突如としてその照準が安定を見せなくなったのだ。北条軍の隠し子北條に斬撃を受けた店主は、続く福留に教えを請うかの如く第一陣へ。
更には未来の将陽川にも第一陣を奪われた挙げ句、十字架を背負う漢炉沙莉央に強烈な斬撃を受けてしまう。
惨劇はこれで終わらなかった。更に第六戦線、梅農家梅野に加え蚕農家糸原、そして北條に八つ裂きにされた店主は此処で無念の撤退。更には此の場を中澤騎馬隊、風神風張に託すも、此の二者ですら豊臣軍の勢いを止めること叶わず。
――気づけばあれだけあった優勢が、全く無くなったのだ。更に悪夢は未だ覚めぬ。第七戦線、有卦中尾が出陣するも、まさかの謀反を赦してしまう始末。
連帯責任として扇の要中村までもが処刑される中、豊臣軍は炎使い藤川、定火消能見が一行を封じる。然し其の裏で、樹羅留星人星もまた、毎日家を焼くなどと言った蛮行にて対抗。

第九戦線、怒栗鼠が此処で酒屋を開店。最早勝ったと言わんばかり。これに伴天連思想青木が突入、駆けつけ二杯で店長の動揺を誘えば、山田は冷静に舐瓜炭酸飲料を注文。
此処で入店するは暴れん坊、棍棒にて店内を粉砕!! これには酒を嗜んでいた一般人男性も弾丸のように敵陣へと突っ込んでいく始末!! 南無阿弥陀仏!!!
粉砕された酒場跡、暴れまわるは猛牛近藤。何ということはない、嘗ての庭だ。常の如く三者を突殺すると、豊臣軍は此処で渡鳥桑原を出陣。一行これに封じられ、歯噛みする。
だが、諦めては居ない。猛牛がいまだ足りぬと角を振りかざし、またしても三者を突殺。危うく豆大砲中谷に丸焼きにされるかという場面もあったものの、間一髪これを避け切った。
第十一戦線、未だ立ちふさがる桑原に対し、山賊畠山が大暴れ!! 更には武士坂口の囮作戦もあり、道化師三輪が第三陣を陥れる。
此処で先程吹き飛ばされ、無理矢理に本願寺一行に巻き込まれた一般人男性、無我夢中で桑原を襲撃!! これで調子に乗ったか、男性は射殺!!

ならばと出るのは和尚。此処で勝たねばなんとする。一度手放してしまった勝機、再び取り戻すには今しか無いであろう。
故に首三つ、其れが絶対条件。悪夢を終わらせるのは他でもない、此の和尚の説法である!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/2】

 10320
1: 名無しさん 2018/08/02(木)21:06:45 ID:tSo
天正四四六年 葉月 弐日

男が居た。
先ず初め、男は期待を寄せられた。目指すは今一度、全国統一を。そのための新戦力として。
然し男は裏切られた。次いで、裏切った。裏切られたから、裏切った。そうして男は負傷した。
次に男は、七番手だった。先鋒として挑んだが、無理矢理に守護者として設定された。結果は、無残。
然し男は奮闘した。何度も何度も裏切られ続け、然しそれでも、国分軍番頭則本に土をつけた。最終的には、番頭代理とまで呼ばれるようになった。
そして今の男は、裏切った。更なる飛躍を期待されながら、裏切られ、裏切った。
だが男は、再びの守護者にて悟りを得た。守護者にて得た悟りは、先鋒に戻ってもまた男を助けた。裏切られ続けていた。それでも、男はもう、自らを見失わなかった。
小僧原。男の信じた理は、遂に大樹のように葉を広げようとしていた。

毛利軍に近付けば、撃ち落とされる。出る杭は打たれると言わんばかりだ。前は徳川軍が、そして此度は一行が、その憂き目にあった。
青山占領地に於いて、その蹂躙は凄まじかった。縁日が開かれる会場を見るも無残な紅に染め、毛利軍が行進する。それはまさに、覇道。
故に止めねばならぬ。一行は息も絶え絶えながら、小僧原を先鋒に置き合戦を開始する。――来安がやられた。武器屋が爆発四散した。風神が、樹羅留星人が、売人が、騎馬隊が、猛牛が。
その中で、最早信じられるのは和尚のみ。小僧原に、何を託そうか。――小僧原に、無理をさせられようか!
第一戦線から、一行は毛利軍の商人岡田を滅多打ち! 武士坂口が足元を斬り結べば、伴天連思想青木は其のふらついた岡田に正確無比な射撃を叩き込む。
更には十八番山田が岡田を襲うと、此処で暴れん坊馬連手院が爆撃を御見舞だ!
これに小僧は奮起。第四戦線まで、誰も、何も第一陣にすら寄せ付けぬ圧倒的な剣舞を見せる!!

然し転機は第五戦線。遂に第一陣を許した原は、餡麺麭男松山の囮作戦もあり危機を招く。
――男は崩れなかった。これを斬り伏せると、続く第六戦線も絶体絶命の危機を乗り越える!
だが第七戦線、小僧に限界が訪れる。聖闘士鈴木に第一陣を奪われると、松山、安部に連撃を受け、遂に片膝をつく。然し男は、もう裏切れぬと吠える!
片翼の天使會澤の翼をもぎ落とし、鋭い視線で毛利軍を睨む。その姿に、最早侮蔑の目を向ける者はなかった。
これに応えねばならぬ。一行は更に猛攻。昨年の勝ち頭薮田に対し山田、優しき剛力羅の砲撃と樽大砲を含む八つ裂き攻撃にてこれを粉砕! これには猛牛近藤、自らを焼肉弁当として一向に振る舞い大喜び。
更には代わり出た輸送者飯田に苦労人井野の騙し討ちやそこらへんを歩いていた一般人男性の突撃が奏功!

そして第九戦線。手柄は得られぬ状況ながら、進むは和尚。先鋒原に、必ずや勝利の手柄を与えねばなるまい。
毛利軍の牛耳る世など、真っ平御免。故に我らが勝鬨を。首三つ――其れが小僧に必要なのだ!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/26】

 9949
1: 名無しさん 2018/07/26(木)21:40:12 ID:Rw0
天正四四六年 文月 弐拾漆日

激闘を終えた河内では、雨が降る。破風はいないと云うのに、涙をこぼすかのように。それはまるで、遅れたことを責める本願寺が流した涙のようだ。
一行はこれに詫びるように、祈りを捧げる。だが、其の背後に走る影を、一行は見逃すわけには行かなかった。
――三度、徳川軍である。この奇襲に応じるは小僧原。然し前日の武器屋と同じくして、まさか三度目はあるまいという慢心が彼を傷つけた!
第一戦線において、慌てふためく小僧は長野騎馬隊に第一陣を許す。徳川の忍吉川の攻撃は浪士谷内が寸前で防ぐものの、伴天連 魔技依、勝負師亀井の一撃により、原は手傷を負う。

一方、徳川軍の先鋒は人ではなかった。何だこれは!? 人力車を巨大化させたような、面妖な鉄塊が暴れまわるではないか。
徳川軍、これを芽瑠背死と呼ぶ。一行これには驚愕。芽留背死といえば、先日合戦した伴天連ではないか。――否! 其の伴天連は鉄塊の中にいる!!
如何か、私の辮子は? 此の暴れ馬に一行は皆轢かれるばかり。第一戦線こそこれを包囲するも、第七戦線までは一行が十八人連続で轢殺! 何たる悲劇!
然し立ち直った原もまた、徳川軍を封じ込める! 第八戦線は狙撃手――改、風神風張が抑え込むも、芽留背死が操る鉄塊の前に、西浦の歌しか効きようがない。
だがこれが奏功。西浦の歌声が聞こえた芽留背死は第八戦線にて酩酊状態のような症状に陥る。此処で下がった伴天連に対し、挑む一行。

然し其処に立ちはだかるは九の番人、増村であった。僅か、ほんの僅かながらに戦況が徳川側の一行である。このまま封じ込められては、堪らぬ!!
十八番山田がこれを切り結べば、更に第二陣へと走り込む!! ここで暴れん坊馬連手院が山田を第三陣に進めると、優しき剛力羅が樽大砲をぶち込み戦況を土壇場で振り出しに戻す!!
更にはこれに代わり、遂に戸田の封を解かれた与太郎比屋根が即座に第二陣に駆け込む! 再度訪れた好機だったが、山賊畠山が倒れ戦況の逆転とは至らず。
直後解き放たれるは、嘗ての庭としていた牛である! 猛牛近藤にとって、此の地は親の乳より見た光景。故に暴れまわる! 三者を突殺し、戦場は未だ終りを迎えない!!
第十戦線、徳川軍は劇場支配人澤村を投入。これに西浦は不満顔。劇場だと云うのに自分が呼ばれていないではないか。劇場へと歩みを進め、美声を披露。
一体澤村は前世で如何程の悪行を積んだというのだろうか。澤村は混乱の極み、扇の要中村の囮攻撃を助けてしまう始末。だがこれで我に返った澤村、天才川端、武士坂口を斬り捨てる。

直後挑むは小僧大下。昨夜の汚名返上で挑んだ今合戦であったが、然しまたしても危機を招いてしまう。此処で将小川は中澤騎馬隊を起用、敵将高橋は鰻の怪物阿部を起用。
昨今の絶滅危機を嘆いた中澤、阿部を連れ去りいずこへか消えていく。呆然とする戦場に、怖ず怖ず現れるは樹羅留星人星。然し此処はえゑい、うぇゐと奇声を上げながら爆発物石川を除去、危機を脱する。
第十一戦線、徳川軍は伴天連被れ上原を召喚、然しこれを伴天連思想青木が打ち砕く。十八番山田が切り伏せる!! 遂に均衡が崩れる!! これに山田は興奮、第二陣に走り込むも射殺される。
比屋根は許されたかのように安堵の息をつくのであった。注目の種は、山田だ。

――訪れることを信じていた。故に立ちはだかる。身体は悲鳴を上げているか? 否。心は悲鳴を上げているか? 是。
全ての厄災を晴らさねばなるまい。故に立ちはだかる。和尚が、第十一戦線に立ちはだかるのだ。首三つを狩り切るのみ。いざ、極楽浄土へ誘わん!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/25】

 9808
1: 名無しさん 2018/07/25(水)21:46:21 ID:nkS
天正四四六年 文月 弐拾伍日

備中の慰問を終えた一行。西浦には口封じ、山田には労い、倉敷を有ろう事か備前と表現した語り部は肉塊と化すなど騒がしいながらも温かく、夜は更けていく。
翌昼、一行はこのまま本願寺への帰還を目指す。一路河内を目指す一行。日も暮れ始めた頃、本願寺が見えてくる。――然し、其処には見たくもない顔もある。
徳川軍だ! しかも其の先鋒、伴天連の若者である! これに一行は瞬時厳戒態勢、直ぐ様武器屋を先鋒に据え、合戦状態に入る。
然し二夜連続の奇襲、これに武器屋は動揺を隠せない。いきなり長野騎馬隊に砲撃を浴びてしまうと、第四戦線にも代官陽の囮作戦に引っかかり、優勢を取られてしまう。

だが此処で一行、爆発する! 武士坂口の痛烈一閃が走れば、同じく伴天連思想青木の一閃。更に此処で十八番山田が若者を斬り伏せる!
これでも未だ終わらぬ! 暴れん坊馬連手院が特大の砲撃をぶっ放せば、優しき剛力羅が徳川の忍吉川に対し無の取得を発動。更には弟分田中が謀反!
ここで歌術使い西浦が軽妙な歌で場を苦しませれば、剛力羅が若者を粉砕。一気に場を引っくり返した一行は、第七戦線にも西浦が破滅の宴を開き、若き旗頭岡本を混乱させる。
然し直後であった。苦しみながらも善戦してきた武器屋が走り屋重信、徳川の忍吉川に捕まり斃される。この後を継いだ小僧大下もまた勢いを止められず、岡本に致命傷を受け倒れ伏す。
ここで挑むは中澤騎馬隊。これが徳川軍を二夜連続で封じ込めると、第八戦線は有卦中尾だ。然し中尾、様子がおかしい。その照準が定まらぬのだ! 絶体絶命の危機、包囲された中尾。然し一人、二人と徳川軍が斃れるではないか。
この銃撃は! 中尾は歓喜に花貌を歪ませる。狙撃手風張だ!! 見事に危機を脱出した『新星左右」は、熱く抱擁を交わすのだった。

第九戦線。僅かながら残された優勢に最後の砦として立ちはだかるは和尚。残るは疲労困憊の牛、不安定な樹羅留星人星。唯其れのみ。
故に此処で終わらせん。彼の世が年中無休なら、和尚もまた、年中無休なり。休息は十分に得た。――いざ、往かん。三つの首を、落とすため。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【4連勝】

no title
1: 名無しさん 2018/07/24(火)21:54:22 ID:mcG
天正四四六年 文月 弐拾肆日

青山占領地にて織田軍を粉砕せしめた本願寺一行。突如静けさを取り戻した此処青山占領地では、一行が宴を開いていた。
然し通りがかった一般人男性が呟く。我が故郷は龍神様に滅ぼされた、と。これが気になった一行はその男性から話を聞くことにしたのだった。
曰く備前が大雨により壊滅的な被害を被ったのだと云う。これに一行は心を痛め、慰問を決意。早速旅立つ一行である。
備前に到着した一行、然し此処に徳川軍の影である! 相手軍は既に戦闘準備を整え、内海を先鋒に据えているではないか。何たる愚行! 一行はこれに激怒!!
一行も急遽来安小川を先鋒に任命、戦闘態勢に入る。急な戦だと云うのに、来安は番頭としての役割を十全に果たす! 第五戦線までを封じきると、攻撃陣であった。

第三戦線、伴天連思想青木が内海に斬り込むと十八番山田が突如激怒、星野など知らんと四戦連続となる砲撃をお見舞い!
更には第四戦線、扇の要中村が膝の古傷を痛めながらも特大の砲撃!! これに内海は木っ端微塵。然し気を緩めたか、来安は第六戦線であった。
黒子杉永のしゃしゃり出や山田の謀反も有り危機を迎えた小川は、若き旗頭岡本、代官陽に相次ぎ攻撃を受ける。然し優勢は渡さぬと獲物を振り回し、第六戦線を切り抜けた!
すると直後の第七戦線、来安救うべしと青木、山田が再び敵陣を攻める! 然し徳川軍も負けてはおれぬとその辺りを歩いていた一般人男性を執拗に射撃!!
然し此処は百戦錬磨の小川、そして中澤騎馬隊。またしても一般人男性が射撃されるが、手柄は与えさせぬ!
直後であった! 蠣崎郡の秘蔵っ子吉川光夫に対し、歌術使い西浦が復興を祈る歌にて壊滅度を上げる! これには一行、慰問に来た意味がないとさめざめ泣くばかりである。

第八戦線、挑むは猛牛近藤! 然し岡本、勝負師亀井が共にこれに反逆すると、出るは絶滅寸前と噂の鰻の怪物、阿部である!
牛か、鰻か。世紀の対決は牛に軍配! 無事これを圧殺した牛は、雄々しく鳴いた!
そして第九戦線。十八番山田が第一陣に進撃すると、西浦にくだを巻かれていた一般人男性が妙な歌を歌う。すると魔技依、その矢先が曲がるではないか。
これに感銘を受けた歌術使い、真似して詠ってみる。然しうまく行かず、これには西浦もふてくされるばかりである。

――そして出るは、和尚。このような戦は早急に終わらせ、慰問を開始せねばならない。立ちはだかる徳川軍なぞ、この刀で斬り伏せよう。
首三つ、すぐさま成仏せしめようぞ。彼らも、救わねばならない存在かもしれないのだから。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【山田完全復活】

 9706
1: 名無しさん 2018/07/22(日)21:10:15 ID:N7U
天正四四六年 文月 弐拾弐日

和尚ですら止めきれなかった、織田軍の決死の攻撃。然し其の信頼は揺らがぬ。否、其の恩に報いる時が来たのだ。
攻撃陣が楽師鈴木を攻め、和尚に手柄を渡すではないか。これに和尚は感涙。必ずやこの涙、終戦にて流そうぞ。一行は固く燕陣を組んだ。
然し織田軍は三度訪れる。その先鋒には奇っ怪な耳を着け、伴天連の小間使いの服を着た奇妙奇天烈な男が一人。大野雄大だ。
嘗ては番頭として名を馳せた彼であったが、直近の衰え具合は見るも耐えられぬ有様。なればと一行、戸田の封をとき伴天連 破風を招来。然し雨が降らぬ!
これには織田軍激怒!! 暑すぎるではないか、巫山戯るな!! 破風を出すのに雨は出さぬのか!! 之に狼狽した破風、第四戦線まで徐々に徐々に追い詰められていく。
破風は白い息を吐き、息苦しく――否、違う。これは何だ? 靄だ!! 敵軍切り札の母屋が靄を放ち、破風を窒息させる! これには堪らず、破風も浄土へ。
然し一行、これでは終えられぬ。第一戦線、第四戦線と十八番山田、暴れん坊馬連手院が大野雄大を執拗に砲撃、斬撃、攻撃にて粉砕!!

すると後を継ぐは小僧大下、有卦中尾。並びに敵軍は死神と恐れられた老兵岩瀬。両軍守護者が共に力を発揮、戦場は均衡を保ち続けていた。
更には猛牛近藤が焼肉弁当を媒介に復活。途中伴天連 母屋が豊橋中毒者藤井に変身する展開もあったものの、これを突殺。
織田軍はこの危機に戦う文豪又吉を送り込む。これに何故か山田が激怒! 散るは火花ではない、花火とお前の生命だ! 叫んで砲撃をぶち込むではないか!! 真っ赤な花火の出来上がりだ!

第九戦線、今宵もそこには和尚が立つ。涙はもう流さない。もう、流せない。
其の信頼をもう二度と裏切るわけには行かぬのだ。昨夜の手柄は本来なら、責任となって伸し掛かるはずだったのだ。故に斬る。何もかも。
因縁を、連鎖を、織田軍を。其の数は僅か、三つで良いのだろう?

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【白星】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【劇的サヨナラ】

 9653
1: 名無しさん 2018/07/21(土)21:07:51 ID:blD
天正四四六年 文月 弐拾壱日

織田軍を粉砕した本願寺一行。こともあろうか合戦だというのに、調子に乗った一行は民衆を集め始めたではないか。
第して燕計画。民衆と装束を一つにし、士気を高めようというのだ。これに民衆は同調、各々緑の装束にて青山占領地に駆けつける。
その中には語り部の姿もあった。これに対抗するように、織田軍を信奉する民衆は蒼き装束にて対抗。蒼と緑の対決が始まろうとしていた!

織田軍先鋒は若き番頭候補小笠原。これに対抗するは古の番頭、石川。古きが勝つか、新しきが勝つか。
動いたのは第二戦線。疾馬荒木が石川に斬りかかると、ここで本願寺の天敵福田がまたしても砲撃! 更には第五戦線、本願寺隠れ信徒平田がまたしても謀反! 老兵石川を葬るに至る!
これに怒りを上げた本願寺信徒、夜空に爆弾を三百発打ち上げ、強烈な翠の灯籠にて織田軍を威嚇!
これに恐れをなした小笠原は十八番山田の砲撃を受け、更に歌術使い西浦の歌を聞くという閻魔ですら憐れむ拷問を受ける。
続く第七戦線は山賊畠山の棍棒攻撃、天才川端の囮攻撃にて小笠原を粉砕! 一日遅れの土用の丑の日と洒落込む一行である!

然し第八戦線であった! 猛牛近藤が常のように突進するも、そうはさせぬと怯懦京田が待ち構え放火!
暴れまわった牛は平田を巻き添えにこそしたものの、美味しい焼肉弁当として民衆に振る舞われる始末。有卦中尾は苦笑いである。
然し直後であった! 小僧奥村が闘う文豪又吉の推敲にて致命的矛盾を指摘! 


第九戦線、挑むは和尚。求むは勝利。掴むは栄光。――願い事は、翠に輝く、満天の星空に全て託した。
この合戦は勝って終わらせねばならぬ。そのために必要な首は、打ち上げ花火のたった百分の一でいい。たとえ、ここで決着がつかぬとも。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/20】

 9506
1: 名無しさん 2018/07/20(金)21:02:48 ID:cQy
天正四四六年 文月 廿日

宴が終わり、息を吹き返した石山本願寺一行。山崎麺麭屋を粉砕し、武器屋が猛威を奮った北条戦から青山占領地に帰還した一向に、悲劇が訪れる。
なんと突然小僧松本が倒れたのだ。これに一行は困惑。松本に何があったというのか。――しかし此処に、影が差すではないか。何者か。
その姿、陣羽織、旗に描かれる家紋は織田軍! その先頭に立つは――おお、見よ! 其れを知らぬものは最早誰も居るまい!
嘗ての同士であった北条軍田中、其の遺伝子操作にて産まれた病使い山井である! 其の絶対的存在から各武将より『夜舞』として恐れられたが、田中の破門により消滅したはずであった。
然し織田軍の将、森はくつくつと笑うではないか。この全国統一の争いにて、石山本願寺にだけは使用を避けてきただけだ。兵器として再生を遂げた今、幾多もの兵士を滅ぼした。
松本の弔い合戦を行わねばなるまい。強く意志を固めた一行は、後ろでか細く生存を報告する松本を捨て置き燕陣を組む。必ずや無念を晴らさねば!

これに燃え上がったのが辛子亭店主。然し織田軍、病をばら撒きこの伴天連と攻撃陣を苦しめるではないか。店主は常時の力を発揮できず、第五戦線にて力尽く。
攻撃陣もまた『夜舞』としての威光、更には病の効果により山井を攻略できない。然しその威光に立ち向かうは十八番山田である!
病の霧をものともせず、第一戦線、更には第四戦線にて特大の砲撃を叩き込む。これに負けじと天才川端、第四戦線では山井を切り裂き、第六戦線では砲撃をお見舞い。
これに屈した山井は第六戦線にて撤退。山賊畠山が追撃をかけるも、此処は介護師佐藤が封じ込める。然し其の裏では小僧大下が織田軍相手に切った張った、手柄にふさわしい活躍を見せた。

第七戦線、有卦中尾が出陣。疾馬荒木こそ野に還すものの、続く大島騎馬隊、怯懦京田に斬りかかられ膝をつく。もう見ては居られん、飛び出るは猛牛近藤!
本願寺隠れ信徒の平田を突殺、そのまま振り回し京田に打ち当てる!! 一気に二者を屠ると、織田軍は慌てて岡田を召喚。この男、嘗ては大和代表としても名を馳せた男である。
然し其のようなもの、剛力羅には通じぬ! 黒子村山に翻弄される事態こそ起きたものの、無の取得にて伴天連思想青木と三の忍藤井を織田軍本陣に転送!! 知ってか知らずか、猛牛は暴れ続けていた。

そして第九戦線、出るのは和尚。またしても手柄は与えられない場面での進撃ではあるが、致し方あるまい。敗北を引きずらないことのほうが、よほど重要なのだ。
故に挑む。故に進む。故に切る。首三つを、ただ無心に。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7月初勝利】

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1: 名無しさん 2018/07/16(月)21:03:48 ID:xlg
天正四四六年 文月 拾陸日

覇軍に対し、多大なる被害を被った世軍一同。然しながら覇軍は、所詮これは宴だと言い残し其の場を去るではないか。
宴とは何か。其れを問うも、覇軍は答えない。只言うのみ。頂上にて待つ。
言葉通り確かに撤退した覇軍。これにて緊急作戦は終了、世軍も解体と相成った。ともなればまた、全国統一を懸けて争うは必至。
然し互いに誇り高き戦士たち。並びに、此処に居るのは選び抜かれたわずか数名。ともなれば、今すぐ刃を磨くは賢明ではない。決戦の地は相模。
健闘を称え合いながら、一同はまた戦場へと帰っていく。再び相見えれば、目の前の戦友は赦し難き敵となるのだ。戦の無常を胸に、男達は歩いていく。

天が怒る。真っ赤になって憤怒するものだから、地に這う者を灼き尽くさんばかり。僅かに日が落ち、涼が取れるかもしれない――其の様な陽気にて、北条軍との合戦は幕を開ける。
一行の先鋒は来安小川。再び番頭に戻った男に挑むは、伴天連 張押忍。然し其の伴天連を悲劇が襲う。第二戦線、優しき剛力羅が飛鳥文化攻撃にて其れを粉砕したのだ。
更には第三戦線、暴れん坊馬連手院の棍棒が池田軍より脱藩した伊藤に奇襲、之に北条軍が大激怒!! 其の尽く、好機を潰される始末。
なればと来安、孤軍奮闘。然し第六戦線、美少女戦士倉本による空爆に僅かながら巻き込まれ、小川は手傷を負う! 
――これで終わるのか? またしても敗北するのか? 次々出る弓師加賀、将軍発屯、小魔人山崎の前に斃れるのか?

否!!

泥臭くても構わぬ! 勝たねばならぬ、勝たねばならぬのだ!! 伴天連思想青木が少距離射撃で度肝を抜かせれば、十八番山田が生誕を自ら祝うかのように射撃を放つ!!
更には馬連手院が斬撃を放ち、走り屋田代に道を譲る。すると即時、田代は第二陣! 之に怯えた敵将羅魅礼須、剛力羅との戦闘を放棄。
続く歌術使い西浦、決定打は与えられずも宮崎熊の思考能力を破壊。九死に一生を得た形、此処で挑むは浪士谷内、更には扇の要中村。共に辛酸を嘗めた、然し今こそ反逆の刻!
山崎相手に火を放つと、酵母小麦屋は大爆発!! 絶望的に見えた勝利がすぐそこに、見える。手柄は与えられないにも関わらず、小川は諸手を挙げて祝福していた。有卦中尾は誇らしげに、七つ目の手柄を待ち続ける。

第九戦線。勝利を懸けた前線。既に中旬も真中を過ぎた夏。与えられた場所は和尚にとって、懐かしい場所だった。
この様な合戦では和尚に手柄は与えられぬ。だが、其れでいい。其れが、いいのだ。勝ちさえすれば、自らの称号など、必要ないのだから。
旅館とも揶揄されるほどに『空きがなかった』この合戦に、『空き部屋』を作ろうではないか。勝利の円を描くには、首三つが必要である。

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