野球お絵かきまとめ

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石山本願寺

【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/17】

 10990
1: 名無しさん@オープン 2018/08/17(金)21:07:04 ID:Nc0

天正四四六年 葉月 拾漆日

筆舌を尽くしてもなお、その輝きは語り尽くせぬ。最早それは、伝説だった。
伴天連の力を借りずして、ただ己の力でやり遂げた小僧の記録。其れは一行のみならず、日の本の国で伝説と謳われる男以来の快挙であったというのだ。
宴会の中心は、当然苦労人井野、そして小僧原。――そして、その輪から外れ、遠くから柔和な顔で伺いながら酒を煽るは、扇の要中村と、武器屋である。
互いに築き上げた地位、其れを剥奪はされない。だが間違いなく、今の自らより輝いている二人。――負けて、たまるか。
豊臣軍の襲来に備え、将小川は武器屋の先鋒と中村の起用を指示。なればこそ期待に応えねばならぬ。好敵手、と呼ばれる存在の台頭により、この二人もまた、静かに燃えていた。

翌夕、暑さ寒さも盆までかと嗤われるほど涼けさを取り戻した青山占領地では、一行が既に陣形を整えている。其処に名乗りを上げるは豊臣軍、其の先鋒、伊予の怪物秋山である!
一行はこれを予期、昼より『真呉爾羅』なる絵巻物を拝覧! これにより秋山に対する対抗策を得た一行は、第一戦線より攻めにかかる!
まずは武士坂口がこれに切りかかれば、続き伴天連思想青木が無人在来線爆弾の子供用玩具を投げるなどといった極悪非道な行為にて秋山を恐怖の呑底に叩き落とす!
更には暴れん坊馬連手院が我武者羅に殴りかかると、其の優勢を確かなものにした。――然しこれに安心してしまったのが、武器屋であった。
第二戦線、伴天連 露佐理央と鉄人鳥谷の連撃を受けた武器屋は、生誕日の喜びを噛みしめる俊介を不意打ち。これに怒髪天の梅農家梅野、怪物秋山に手痛い反撃を受けてしまう。

これにより戦場は均衡を取り戻す。……それではならぬのだ! 十八番山田が敵の光線の間隙を突き第一陣に進入すると、暴れん坊がまたしてもやり遂げる!
なんと手にした棍棒で光線を跳ね返すなどと言った奇妙奇天烈な攻撃を加えると秋山を粉砕! 武器屋は第六戦戦までをなんとか抑え、守護者共に其の座を譲る。
すると第七戦線、なんと現るは小僧梅野!! 戸田の封を処されている間は和尚の役割を果たしていたと語る若武者は、まずは梅野との戦いに挑む。
梅野と梅野の戦いは当然梅野の勝ち。梅野が如何に鍛錬を積もうと、梅野とは格が違う。然し直後、十八番の瞬間判断により梅野を射殺!! これには梅野、助かったと安堵である。

第八戦線を猛牛近藤が突殺で終えれば、僅かながら優勢の第九戦線に現れるは和尚。この和尚には歓びがあった。
豊臣の城下で行われる、少年武士らの集う大会。かの甲子園大会に於いて、またしても和尚の後輩が北条軍のお抱え軍を粉砕、八正道の座に至ったというのだ。
其の者らの前で、自らがこれを抑えずしてなんとする。必ずや首三つを、後輩の勝利に捧ぐのだ。






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【石山劇場】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄

no title 6815
1: 名無しさん 2018/08/12(日)16:57:47 ID:072
天正四四六年 葉月 拾弐日

合戦にて、無くてはならない存在は山ほど居る。然し、其の中で長きに渡り第一線を張ることの出来る者は、そうは居ない。
織田軍には嘗て、遠隔操縦師山本と云う生き字引が居た。毛利軍には海を渡り、男気を持つ黒田という漢が居た。北条軍には長く番頭として降臨した番長三浦が居た。
そして、本願寺一行にも其れと並ぶ伝説が居た。老兵石川である。今は来安に番頭を譲ったが、其の力は衰えを知らぬ。
だが、昨年、そして今年と、石川は力を発揮できていない。いくら歴戦の戦士と言えど、力なきものは淘汰されるのみ。
故に男は進歩を止めぬ。歩みを止めぬ。いざ行かん。尾張の地にて、再びの勝利を!

三度挑んだ尾張の地、織田軍先鋒は怪物の影武者藤嶋。一行は早速好機を演じるも、藤嶋がこの危機を乗り切り一行を寄せ付けぬ。
そして老兵石川、第一陣すら許さぬ完璧な銃撃を見せる!! これに応じるように、藤嶋もまた本陣だけは許さぬ体捌き。静寂すら満つかのごとく、戦場は静かに推移していた。
第一戦線、第二戦線、第三戦線。第四戦線、第五戦線、第六戦線。石川と藤嶋が鎬を削る。本願寺の伝説に対するは、織田軍の若き力。――まるで、互角であった。
先に動いたのは織田軍であった。第七戦線、完全に守護しきった藤嶋を戦線から下げ、介護師佐藤を呼び出す。この佐藤、先日は粉砕した一行であるが、この合戦では歯が立たぬ。
すると直後、遂に石川の銃撃に綻びが見える。これを突破したのが伴天連 微死江戸! 完全合戦と呼ばれる伝説の合戦再現とはならなかった石川は、これに僅かながら落胆。
其の隙を見逃さぬのは伴天連 或門手。黒子の出しゃばりもあり動揺した伴天連思想青木に直撃弾を放つと、将小川は石川の撤退を決断。
勝利を得ることは、叶わなかった。然し老兵の気持ちを痛いほど感じ取ったものが、猛烈に突進! 牛だ! 猛牛近藤である!
本願寺隠れ信徒平田にこそ囮作戦で本陣を許したが、其れを含む三人を突殺! ――然し、これでは敗北の責任は石川に付くのだ。

これに突如激怒したのは十八番山田!! しぶとく怯懦京田を狙うと、楽師鈴木に砲撃をぶっ放したのは暴れん坊馬連手院! 砲撃王はこの俺だと、山田を見て暴れん坊は豪快に笑う!!
一気に戦場がひっくり返る。楽師鈴木は最早何も出来ぬ。優しき剛力羅に怯え第一陣を明け渡せば、天才川端は本願寺の天敵福田に直撃弾をぶつけ好機を拡大。
西浦が鼻歌で鈴木に近寄れば、怯えた鈴木はこれを射殺! 然しその間、一行はさらに先の陣を攻める!
山賊畠山が第一陣に悠然と歩く。一般人男性が剛力羅を突き飛ばし逃走する珍事もあったが、最早鈴木は茫然自失。武士坂口が突付けば、そのまま倒れ伏すのみである。


第九戦線。本願寺より念仏が聞こえる。故に出るは和尚。二日連続となる、尾張の地での説法だ。
石川に勝利を授けられぬのは無念である。然し老兵は言った。勝てれば良いのだと。故に和尚もまた、勝利を目指すのみ。其れには首三つを、刈り取ることだ!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/11】

no title 6744
1: 名無しさん 2018/08/11(土)18:12:24 ID:3ew
天正四四六年 葉月 拾壱日

尾張の地に聳え立つ、その恐怖の印、名古屋城。織田軍が占拠し本願寺の布教を阻止せんと立ちはだかる刻は、最早如何程であろうか。
本願寺一行、名古屋にてまたしても片膝をつく。武器屋が昨夜の原を超える熱戦を繰り広げたにも関わらず、それを超えるはかつての番頭吉見。この合戦においてただでさえ見たくもない顔が、更に。
最早吉見は致し方無し。然し、一行のかんばせは昏い。尾張で最後に勝利を収めたのは、何時だと言うのだ? 或る者は云う。――昨年の、葉月。
この事実に一行の士気は大きく下がる。明昼、戦う先鋒は辛子茶店長、織田軍は未来の番頭候補小笠原。勝てるだろうか。不安が一行を包む。

然し諦めぬ。合戦となれば目の色を変える僧兵共は、第一戦線より小笠原を攻める! 突如変形、鉄人二十八号と名乗りはじめた十八番山田が一撃を打ち込むと、暴れん坊馬連手院が第一陣に進撃。
優しき剛力羅は蜘蛛の巣攻撃にて小笠原を苦しめると、天才川端、歌術使い西浦の合唱が響く! 悲しみを笑い飛ばし織田軍に苦しみを与えた一行だったが、これがまさかの悪手。
なんとこれにより店長が発狂!! 第一、第二、第三戦線と無残な攻撃を繰り返し、織田軍に討伐される始末。中澤騎馬隊もこれに巻き込まれ壊滅! 一気に戦場がひっくり返る。
然しこの混沌とした戦場に樹羅留星人星が降臨。頭の中に爆弾を置くなどの蛮行にて織田軍を葬り去った!

第七戦線、武士坂口、伴天連思想青木が共に無敵要塞佐藤を攻めると、ここでまたしても鉄人二十八号が呂決斗拳を射出! これを粉砕!
然しその直後であった! 雨を呼ぶ男破風がやってきた途端、おぼつかぬ防衛にて織田軍の突破を許してしまう。これには打首である!
だが一行は光を求める!! 第八戦線、そこのあたりを歩いていた一般人男性が戦う文豪又吉の原稿を破り去れば、坂口、青木、山田がまたしてもこれを斬り伏せる! これに燃えたのが猛牛近藤だ!
あまりの興奮に謀反未遂をも思わせた近藤だが、奴は牛!!! 三人を突殺、希望を繋ぐ!!

――第九戦線、尾張の地に立つは和尚!! 今季初となる、尾張の勝利には必要不可欠。
いざ行かん。首三つを尾張の地に並べ立て、鬼門を突破せよ!!

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【サヨナラ負け】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/4】

 10616

1: 名無しさん 2018/08/04(土)22:57:26 ID:L4z
天正四四六年 葉月 肆日

小僧共が夢を追い、未来の武将となることを目指す夏の祭典があると云う。其の期間中、豊臣軍は自らの城を開放。未来の武将共に其の地を明け渡すのだ。
故に其の豊臣軍、全国統一の為に各地を転々と回り、闘いを挑むのだと云う。果たして誰が言い出したか、毎合戦にて恒例の其れを、死路と呼ぶ。
だが其の死路、昨今の豊臣軍は死路とも思わぬと云うのだ。一行は其の理由――改造された大坂本願寺の前に、呆然と立つ以外に仕方がなかった。
巫山戯た話である。豊臣軍は死路の間、此処本願寺を改造し、大阪城と名乗り自らの根城としているのだ。之に最も激怒したのは、武士坂口、並びに猛牛近藤であった。
これに一行は突撃、先鋒を辛子亭店主と置き殴り込む! ――然し何たることか、豊臣軍は其れを読んでいたのだ。豊臣軍は先鋒伴天連 伝達者を既に配備させていた。
一行が伝達者に阻まれる中、逆に狼狽したのは店主であった。完全なる奇襲であったはずが、どうしてこれが通じていた!? 此の内通に、さしもの店主とて動揺。
第一戦線、早々に宣教師福留に手痛い砲撃を受ける。辛味が聞いた攻撃に、店主は顔をしかめる以外どうしようもなかったのだ。

転機は第四戦線であった。此処まで無敵であった伝達者、僅かに見えた綻びを一行は見逃さない。
先ず十八番山田が十二戦連続となる本陣突破の功を為すと、暴れん坊馬連手院が単独攻撃、優しき剛力羅が第二陣突破の飛鳥文化攻撃、天才川端が三の陣態勢の長距離射撃!!
更には第一陣に西浦単独公演を行うべく歌術使いが進めば、店主が辛味の効いた斬撃で伝達者にとどめを刺す!! 唯では死なせぬとばかりに、傷口に塩ならぬ辛子を塗り込んでいく店主であった!
更には第五戦線、駆逐艦望月の出撃に剛力羅は幽波紋発現にて対抗。力のままに正面衝突、これを撃沈! 一行の勝利は確実なものかと思われた。

然し直後、店主を異変が襲う。突如としてその照準が安定を見せなくなったのだ。北条軍の隠し子北條に斬撃を受けた店主は、続く福留に教えを請うかの如く第一陣へ。
更には未来の将陽川にも第一陣を奪われた挙げ句、十字架を背負う漢炉沙莉央に強烈な斬撃を受けてしまう。
惨劇はこれで終わらなかった。更に第六戦線、梅農家梅野に加え蚕農家糸原、そして北條に八つ裂きにされた店主は此処で無念の撤退。更には此の場を中澤騎馬隊、風神風張に託すも、此の二者ですら豊臣軍の勢いを止めること叶わず。
――気づけばあれだけあった優勢が、全く無くなったのだ。更に悪夢は未だ覚めぬ。第七戦線、有卦中尾が出陣するも、まさかの謀反を赦してしまう始末。
連帯責任として扇の要中村までもが処刑される中、豊臣軍は炎使い藤川、定火消能見が一行を封じる。然し其の裏で、樹羅留星人星もまた、毎日家を焼くなどと言った蛮行にて対抗。

第九戦線、怒栗鼠が此処で酒屋を開店。最早勝ったと言わんばかり。これに伴天連思想青木が突入、駆けつけ二杯で店長の動揺を誘えば、山田は冷静に舐瓜炭酸飲料を注文。
此処で入店するは暴れん坊、棍棒にて店内を粉砕!! これには酒を嗜んでいた一般人男性も弾丸のように敵陣へと突っ込んでいく始末!! 南無阿弥陀仏!!!
粉砕された酒場跡、暴れまわるは猛牛近藤。何ということはない、嘗ての庭だ。常の如く三者を突殺すると、豊臣軍は此処で渡鳥桑原を出陣。一行これに封じられ、歯噛みする。
だが、諦めては居ない。猛牛がいまだ足りぬと角を振りかざし、またしても三者を突殺。危うく豆大砲中谷に丸焼きにされるかという場面もあったものの、間一髪これを避け切った。
第十一戦線、未だ立ちふさがる桑原に対し、山賊畠山が大暴れ!! 更には武士坂口の囮作戦もあり、道化師三輪が第三陣を陥れる。
此処で先程吹き飛ばされ、無理矢理に本願寺一行に巻き込まれた一般人男性、無我夢中で桑原を襲撃!! これで調子に乗ったか、男性は射殺!!

ならばと出るのは和尚。此処で勝たねばなんとする。一度手放してしまった勝機、再び取り戻すには今しか無いであろう。
故に首三つ、其れが絶対条件。悪夢を終わらせるのは他でもない、此の和尚の説法である!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【8/2】

 10320
1: 名無しさん 2018/08/02(木)21:06:45 ID:tSo
天正四四六年 葉月 弐日

男が居た。
先ず初め、男は期待を寄せられた。目指すは今一度、全国統一を。そのための新戦力として。
然し男は裏切られた。次いで、裏切った。裏切られたから、裏切った。そうして男は負傷した。
次に男は、七番手だった。先鋒として挑んだが、無理矢理に守護者として設定された。結果は、無残。
然し男は奮闘した。何度も何度も裏切られ続け、然しそれでも、国分軍番頭則本に土をつけた。最終的には、番頭代理とまで呼ばれるようになった。
そして今の男は、裏切った。更なる飛躍を期待されながら、裏切られ、裏切った。
だが男は、再びの守護者にて悟りを得た。守護者にて得た悟りは、先鋒に戻ってもまた男を助けた。裏切られ続けていた。それでも、男はもう、自らを見失わなかった。
小僧原。男の信じた理は、遂に大樹のように葉を広げようとしていた。

毛利軍に近付けば、撃ち落とされる。出る杭は打たれると言わんばかりだ。前は徳川軍が、そして此度は一行が、その憂き目にあった。
青山占領地に於いて、その蹂躙は凄まじかった。縁日が開かれる会場を見るも無残な紅に染め、毛利軍が行進する。それはまさに、覇道。
故に止めねばならぬ。一行は息も絶え絶えながら、小僧原を先鋒に置き合戦を開始する。――来安がやられた。武器屋が爆発四散した。風神が、樹羅留星人が、売人が、騎馬隊が、猛牛が。
その中で、最早信じられるのは和尚のみ。小僧原に、何を託そうか。――小僧原に、無理をさせられようか!
第一戦線から、一行は毛利軍の商人岡田を滅多打ち! 武士坂口が足元を斬り結べば、伴天連思想青木は其のふらついた岡田に正確無比な射撃を叩き込む。
更には十八番山田が岡田を襲うと、此処で暴れん坊馬連手院が爆撃を御見舞だ!
これに小僧は奮起。第四戦線まで、誰も、何も第一陣にすら寄せ付けぬ圧倒的な剣舞を見せる!!

然し転機は第五戦線。遂に第一陣を許した原は、餡麺麭男松山の囮作戦もあり危機を招く。
――男は崩れなかった。これを斬り伏せると、続く第六戦線も絶体絶命の危機を乗り越える!
だが第七戦線、小僧に限界が訪れる。聖闘士鈴木に第一陣を奪われると、松山、安部に連撃を受け、遂に片膝をつく。然し男は、もう裏切れぬと吠える!
片翼の天使會澤の翼をもぎ落とし、鋭い視線で毛利軍を睨む。その姿に、最早侮蔑の目を向ける者はなかった。
これに応えねばならぬ。一行は更に猛攻。昨年の勝ち頭薮田に対し山田、優しき剛力羅の砲撃と樽大砲を含む八つ裂き攻撃にてこれを粉砕! これには猛牛近藤、自らを焼肉弁当として一向に振る舞い大喜び。
更には代わり出た輸送者飯田に苦労人井野の騙し討ちやそこらへんを歩いていた一般人男性の突撃が奏功!

そして第九戦線。手柄は得られぬ状況ながら、進むは和尚。先鋒原に、必ずや勝利の手柄を与えねばなるまい。
毛利軍の牛耳る世など、真っ平御免。故に我らが勝鬨を。首三つ――其れが小僧に必要なのだ!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/26】

 9949
1: 名無しさん 2018/07/26(木)21:40:12 ID:Rw0
天正四四六年 文月 弐拾漆日

激闘を終えた河内では、雨が降る。破風はいないと云うのに、涙をこぼすかのように。それはまるで、遅れたことを責める本願寺が流した涙のようだ。
一行はこれに詫びるように、祈りを捧げる。だが、其の背後に走る影を、一行は見逃すわけには行かなかった。
――三度、徳川軍である。この奇襲に応じるは小僧原。然し前日の武器屋と同じくして、まさか三度目はあるまいという慢心が彼を傷つけた!
第一戦線において、慌てふためく小僧は長野騎馬隊に第一陣を許す。徳川の忍吉川の攻撃は浪士谷内が寸前で防ぐものの、伴天連 魔技依、勝負師亀井の一撃により、原は手傷を負う。

一方、徳川軍の先鋒は人ではなかった。何だこれは!? 人力車を巨大化させたような、面妖な鉄塊が暴れまわるではないか。
徳川軍、これを芽瑠背死と呼ぶ。一行これには驚愕。芽留背死といえば、先日合戦した伴天連ではないか。――否! 其の伴天連は鉄塊の中にいる!!
如何か、私の辮子は? 此の暴れ馬に一行は皆轢かれるばかり。第一戦線こそこれを包囲するも、第七戦線までは一行が十八人連続で轢殺! 何たる悲劇!
然し立ち直った原もまた、徳川軍を封じ込める! 第八戦線は狙撃手――改、風神風張が抑え込むも、芽留背死が操る鉄塊の前に、西浦の歌しか効きようがない。
だがこれが奏功。西浦の歌声が聞こえた芽留背死は第八戦線にて酩酊状態のような症状に陥る。此処で下がった伴天連に対し、挑む一行。

然し其処に立ちはだかるは九の番人、増村であった。僅か、ほんの僅かながらに戦況が徳川側の一行である。このまま封じ込められては、堪らぬ!!
十八番山田がこれを切り結べば、更に第二陣へと走り込む!! ここで暴れん坊馬連手院が山田を第三陣に進めると、優しき剛力羅が樽大砲をぶち込み戦況を土壇場で振り出しに戻す!!
更にはこれに代わり、遂に戸田の封を解かれた与太郎比屋根が即座に第二陣に駆け込む! 再度訪れた好機だったが、山賊畠山が倒れ戦況の逆転とは至らず。
直後解き放たれるは、嘗ての庭としていた牛である! 猛牛近藤にとって、此の地は親の乳より見た光景。故に暴れまわる! 三者を突殺し、戦場は未だ終りを迎えない!!
第十戦線、徳川軍は劇場支配人澤村を投入。これに西浦は不満顔。劇場だと云うのに自分が呼ばれていないではないか。劇場へと歩みを進め、美声を披露。
一体澤村は前世で如何程の悪行を積んだというのだろうか。澤村は混乱の極み、扇の要中村の囮攻撃を助けてしまう始末。だがこれで我に返った澤村、天才川端、武士坂口を斬り捨てる。

直後挑むは小僧大下。昨夜の汚名返上で挑んだ今合戦であったが、然しまたしても危機を招いてしまう。此処で将小川は中澤騎馬隊を起用、敵将高橋は鰻の怪物阿部を起用。
昨今の絶滅危機を嘆いた中澤、阿部を連れ去りいずこへか消えていく。呆然とする戦場に、怖ず怖ず現れるは樹羅留星人星。然し此処はえゑい、うぇゐと奇声を上げながら爆発物石川を除去、危機を脱する。
第十一戦線、徳川軍は伴天連被れ上原を召喚、然しこれを伴天連思想青木が打ち砕く。十八番山田が切り伏せる!! 遂に均衡が崩れる!! これに山田は興奮、第二陣に走り込むも射殺される。
比屋根は許されたかのように安堵の息をつくのであった。注目の種は、山田だ。

――訪れることを信じていた。故に立ちはだかる。身体は悲鳴を上げているか? 否。心は悲鳴を上げているか? 是。
全ての厄災を晴らさねばなるまい。故に立ちはだかる。和尚が、第十一戦線に立ちはだかるのだ。首三つを狩り切るのみ。いざ、極楽浄土へ誘わん!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/25】

 9808
1: 名無しさん 2018/07/25(水)21:46:21 ID:nkS
天正四四六年 文月 弐拾伍日

備中の慰問を終えた一行。西浦には口封じ、山田には労い、倉敷を有ろう事か備前と表現した語り部は肉塊と化すなど騒がしいながらも温かく、夜は更けていく。
翌昼、一行はこのまま本願寺への帰還を目指す。一路河内を目指す一行。日も暮れ始めた頃、本願寺が見えてくる。――然し、其処には見たくもない顔もある。
徳川軍だ! しかも其の先鋒、伴天連の若者である! これに一行は瞬時厳戒態勢、直ぐ様武器屋を先鋒に据え、合戦状態に入る。
然し二夜連続の奇襲、これに武器屋は動揺を隠せない。いきなり長野騎馬隊に砲撃を浴びてしまうと、第四戦線にも代官陽の囮作戦に引っかかり、優勢を取られてしまう。

だが此処で一行、爆発する! 武士坂口の痛烈一閃が走れば、同じく伴天連思想青木の一閃。更に此処で十八番山田が若者を斬り伏せる!
これでも未だ終わらぬ! 暴れん坊馬連手院が特大の砲撃をぶっ放せば、優しき剛力羅が徳川の忍吉川に対し無の取得を発動。更には弟分田中が謀反!
ここで歌術使い西浦が軽妙な歌で場を苦しませれば、剛力羅が若者を粉砕。一気に場を引っくり返した一行は、第七戦線にも西浦が破滅の宴を開き、若き旗頭岡本を混乱させる。
然し直後であった。苦しみながらも善戦してきた武器屋が走り屋重信、徳川の忍吉川に捕まり斃される。この後を継いだ小僧大下もまた勢いを止められず、岡本に致命傷を受け倒れ伏す。
ここで挑むは中澤騎馬隊。これが徳川軍を二夜連続で封じ込めると、第八戦線は有卦中尾だ。然し中尾、様子がおかしい。その照準が定まらぬのだ! 絶体絶命の危機、包囲された中尾。然し一人、二人と徳川軍が斃れるではないか。
この銃撃は! 中尾は歓喜に花貌を歪ませる。狙撃手風張だ!! 見事に危機を脱出した『新星左右」は、熱く抱擁を交わすのだった。

第九戦線。僅かながら残された優勢に最後の砦として立ちはだかるは和尚。残るは疲労困憊の牛、不安定な樹羅留星人星。唯其れのみ。
故に此処で終わらせん。彼の世が年中無休なら、和尚もまた、年中無休なり。休息は十分に得た。――いざ、往かん。三つの首を、落とすため。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【4連勝】

no title
1: 名無しさん 2018/07/24(火)21:54:22 ID:mcG
天正四四六年 文月 弐拾肆日

青山占領地にて織田軍を粉砕せしめた本願寺一行。突如静けさを取り戻した此処青山占領地では、一行が宴を開いていた。
然し通りがかった一般人男性が呟く。我が故郷は龍神様に滅ぼされた、と。これが気になった一行はその男性から話を聞くことにしたのだった。
曰く備前が大雨により壊滅的な被害を被ったのだと云う。これに一行は心を痛め、慰問を決意。早速旅立つ一行である。
備前に到着した一行、然し此処に徳川軍の影である! 相手軍は既に戦闘準備を整え、内海を先鋒に据えているではないか。何たる愚行! 一行はこれに激怒!!
一行も急遽来安小川を先鋒に任命、戦闘態勢に入る。急な戦だと云うのに、来安は番頭としての役割を十全に果たす! 第五戦線までを封じきると、攻撃陣であった。

第三戦線、伴天連思想青木が内海に斬り込むと十八番山田が突如激怒、星野など知らんと四戦連続となる砲撃をお見舞い!
更には第四戦線、扇の要中村が膝の古傷を痛めながらも特大の砲撃!! これに内海は木っ端微塵。然し気を緩めたか、来安は第六戦線であった。
黒子杉永のしゃしゃり出や山田の謀反も有り危機を迎えた小川は、若き旗頭岡本、代官陽に相次ぎ攻撃を受ける。然し優勢は渡さぬと獲物を振り回し、第六戦線を切り抜けた!
すると直後の第七戦線、来安救うべしと青木、山田が再び敵陣を攻める! 然し徳川軍も負けてはおれぬとその辺りを歩いていた一般人男性を執拗に射撃!!
然し此処は百戦錬磨の小川、そして中澤騎馬隊。またしても一般人男性が射撃されるが、手柄は与えさせぬ!
直後であった! 蠣崎郡の秘蔵っ子吉川光夫に対し、歌術使い西浦が復興を祈る歌にて壊滅度を上げる! これには一行、慰問に来た意味がないとさめざめ泣くばかりである。

第八戦線、挑むは猛牛近藤! 然し岡本、勝負師亀井が共にこれに反逆すると、出るは絶滅寸前と噂の鰻の怪物、阿部である!
牛か、鰻か。世紀の対決は牛に軍配! 無事これを圧殺した牛は、雄々しく鳴いた!
そして第九戦線。十八番山田が第一陣に進撃すると、西浦にくだを巻かれていた一般人男性が妙な歌を歌う。すると魔技依、その矢先が曲がるではないか。
これに感銘を受けた歌術使い、真似して詠ってみる。然しうまく行かず、これには西浦もふてくされるばかりである。

――そして出るは、和尚。このような戦は早急に終わらせ、慰問を開始せねばならない。立ちはだかる徳川軍なぞ、この刀で斬り伏せよう。
首三つ、すぐさま成仏せしめようぞ。彼らも、救わねばならない存在かもしれないのだから。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【山田完全復活】

 9706
1: 名無しさん 2018/07/22(日)21:10:15 ID:N7U
天正四四六年 文月 弐拾弐日

和尚ですら止めきれなかった、織田軍の決死の攻撃。然し其の信頼は揺らがぬ。否、其の恩に報いる時が来たのだ。
攻撃陣が楽師鈴木を攻め、和尚に手柄を渡すではないか。これに和尚は感涙。必ずやこの涙、終戦にて流そうぞ。一行は固く燕陣を組んだ。
然し織田軍は三度訪れる。その先鋒には奇っ怪な耳を着け、伴天連の小間使いの服を着た奇妙奇天烈な男が一人。大野雄大だ。
嘗ては番頭として名を馳せた彼であったが、直近の衰え具合は見るも耐えられぬ有様。なればと一行、戸田の封をとき伴天連 破風を招来。然し雨が降らぬ!
これには織田軍激怒!! 暑すぎるではないか、巫山戯るな!! 破風を出すのに雨は出さぬのか!! 之に狼狽した破風、第四戦線まで徐々に徐々に追い詰められていく。
破風は白い息を吐き、息苦しく――否、違う。これは何だ? 靄だ!! 敵軍切り札の母屋が靄を放ち、破風を窒息させる! これには堪らず、破風も浄土へ。
然し一行、これでは終えられぬ。第一戦線、第四戦線と十八番山田、暴れん坊馬連手院が大野雄大を執拗に砲撃、斬撃、攻撃にて粉砕!!

すると後を継ぐは小僧大下、有卦中尾。並びに敵軍は死神と恐れられた老兵岩瀬。両軍守護者が共に力を発揮、戦場は均衡を保ち続けていた。
更には猛牛近藤が焼肉弁当を媒介に復活。途中伴天連 母屋が豊橋中毒者藤井に変身する展開もあったものの、これを突殺。
織田軍はこの危機に戦う文豪又吉を送り込む。これに何故か山田が激怒! 散るは火花ではない、花火とお前の生命だ! 叫んで砲撃をぶち込むではないか!! 真っ赤な花火の出来上がりだ!

第九戦線、今宵もそこには和尚が立つ。涙はもう流さない。もう、流せない。
其の信頼をもう二度と裏切るわけには行かぬのだ。昨夜の手柄は本来なら、責任となって伸し掛かるはずだったのだ。故に斬る。何もかも。
因縁を、連鎖を、織田軍を。其の数は僅か、三つで良いのだろう?

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【白星】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【劇的サヨナラ】

 9653
1: 名無しさん 2018/07/21(土)21:07:51 ID:blD
天正四四六年 文月 弐拾壱日

織田軍を粉砕した本願寺一行。こともあろうか合戦だというのに、調子に乗った一行は民衆を集め始めたではないか。
第して燕計画。民衆と装束を一つにし、士気を高めようというのだ。これに民衆は同調、各々緑の装束にて青山占領地に駆けつける。
その中には語り部の姿もあった。これに対抗するように、織田軍を信奉する民衆は蒼き装束にて対抗。蒼と緑の対決が始まろうとしていた!

織田軍先鋒は若き番頭候補小笠原。これに対抗するは古の番頭、石川。古きが勝つか、新しきが勝つか。
動いたのは第二戦線。疾馬荒木が石川に斬りかかると、ここで本願寺の天敵福田がまたしても砲撃! 更には第五戦線、本願寺隠れ信徒平田がまたしても謀反! 老兵石川を葬るに至る!
これに怒りを上げた本願寺信徒、夜空に爆弾を三百発打ち上げ、強烈な翠の灯籠にて織田軍を威嚇!
これに恐れをなした小笠原は十八番山田の砲撃を受け、更に歌術使い西浦の歌を聞くという閻魔ですら憐れむ拷問を受ける。
続く第七戦線は山賊畠山の棍棒攻撃、天才川端の囮攻撃にて小笠原を粉砕! 一日遅れの土用の丑の日と洒落込む一行である!

然し第八戦線であった! 猛牛近藤が常のように突進するも、そうはさせぬと怯懦京田が待ち構え放火!
暴れまわった牛は平田を巻き添えにこそしたものの、美味しい焼肉弁当として民衆に振る舞われる始末。有卦中尾は苦笑いである。
然し直後であった! 小僧奥村が闘う文豪又吉の推敲にて致命的矛盾を指摘! 


第九戦線、挑むは和尚。求むは勝利。掴むは栄光。――願い事は、翠に輝く、満天の星空に全て託した。
この合戦は勝って終わらせねばならぬ。そのために必要な首は、打ち上げ花火のたった百分の一でいい。たとえ、ここで決着がつかぬとも。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/20】

 9506
1: 名無しさん 2018/07/20(金)21:02:48 ID:cQy
天正四四六年 文月 廿日

宴が終わり、息を吹き返した石山本願寺一行。山崎麺麭屋を粉砕し、武器屋が猛威を奮った北条戦から青山占領地に帰還した一向に、悲劇が訪れる。
なんと突然小僧松本が倒れたのだ。これに一行は困惑。松本に何があったというのか。――しかし此処に、影が差すではないか。何者か。
その姿、陣羽織、旗に描かれる家紋は織田軍! その先頭に立つは――おお、見よ! 其れを知らぬものは最早誰も居るまい!
嘗ての同士であった北条軍田中、其の遺伝子操作にて産まれた病使い山井である! 其の絶対的存在から各武将より『夜舞』として恐れられたが、田中の破門により消滅したはずであった。
然し織田軍の将、森はくつくつと笑うではないか。この全国統一の争いにて、石山本願寺にだけは使用を避けてきただけだ。兵器として再生を遂げた今、幾多もの兵士を滅ぼした。
松本の弔い合戦を行わねばなるまい。強く意志を固めた一行は、後ろでか細く生存を報告する松本を捨て置き燕陣を組む。必ずや無念を晴らさねば!

これに燃え上がったのが辛子亭店主。然し織田軍、病をばら撒きこの伴天連と攻撃陣を苦しめるではないか。店主は常時の力を発揮できず、第五戦線にて力尽く。
攻撃陣もまた『夜舞』としての威光、更には病の効果により山井を攻略できない。然しその威光に立ち向かうは十八番山田である!
病の霧をものともせず、第一戦線、更には第四戦線にて特大の砲撃を叩き込む。これに負けじと天才川端、第四戦線では山井を切り裂き、第六戦線では砲撃をお見舞い。
これに屈した山井は第六戦線にて撤退。山賊畠山が追撃をかけるも、此処は介護師佐藤が封じ込める。然し其の裏では小僧大下が織田軍相手に切った張った、手柄にふさわしい活躍を見せた。

第七戦線、有卦中尾が出陣。疾馬荒木こそ野に還すものの、続く大島騎馬隊、怯懦京田に斬りかかられ膝をつく。もう見ては居られん、飛び出るは猛牛近藤!
本願寺隠れ信徒の平田を突殺、そのまま振り回し京田に打ち当てる!! 一気に二者を屠ると、織田軍は慌てて岡田を召喚。この男、嘗ては大和代表としても名を馳せた男である。
然し其のようなもの、剛力羅には通じぬ! 黒子村山に翻弄される事態こそ起きたものの、無の取得にて伴天連思想青木と三の忍藤井を織田軍本陣に転送!! 知ってか知らずか、猛牛は暴れ続けていた。

そして第九戦線、出るのは和尚。またしても手柄は与えられない場面での進撃ではあるが、致し方あるまい。敗北を引きずらないことのほうが、よほど重要なのだ。
故に挑む。故に進む。故に切る。首三つを、ただ無心に。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7月初勝利】

 9314
1: 名無しさん 2018/07/16(月)21:03:48 ID:xlg
天正四四六年 文月 拾陸日

覇軍に対し、多大なる被害を被った世軍一同。然しながら覇軍は、所詮これは宴だと言い残し其の場を去るではないか。
宴とは何か。其れを問うも、覇軍は答えない。只言うのみ。頂上にて待つ。
言葉通り確かに撤退した覇軍。これにて緊急作戦は終了、世軍も解体と相成った。ともなればまた、全国統一を懸けて争うは必至。
然し互いに誇り高き戦士たち。並びに、此処に居るのは選び抜かれたわずか数名。ともなれば、今すぐ刃を磨くは賢明ではない。決戦の地は相模。
健闘を称え合いながら、一同はまた戦場へと帰っていく。再び相見えれば、目の前の戦友は赦し難き敵となるのだ。戦の無常を胸に、男達は歩いていく。

天が怒る。真っ赤になって憤怒するものだから、地に這う者を灼き尽くさんばかり。僅かに日が落ち、涼が取れるかもしれない――其の様な陽気にて、北条軍との合戦は幕を開ける。
一行の先鋒は来安小川。再び番頭に戻った男に挑むは、伴天連 張押忍。然し其の伴天連を悲劇が襲う。第二戦線、優しき剛力羅が飛鳥文化攻撃にて其れを粉砕したのだ。
更には第三戦線、暴れん坊馬連手院の棍棒が池田軍より脱藩した伊藤に奇襲、之に北条軍が大激怒!! 其の尽く、好機を潰される始末。
なればと来安、孤軍奮闘。然し第六戦線、美少女戦士倉本による空爆に僅かながら巻き込まれ、小川は手傷を負う! 
――これで終わるのか? またしても敗北するのか? 次々出る弓師加賀、将軍発屯、小魔人山崎の前に斃れるのか?

否!!

泥臭くても構わぬ! 勝たねばならぬ、勝たねばならぬのだ!! 伴天連思想青木が少距離射撃で度肝を抜かせれば、十八番山田が生誕を自ら祝うかのように射撃を放つ!!
更には馬連手院が斬撃を放ち、走り屋田代に道を譲る。すると即時、田代は第二陣! 之に怯えた敵将羅魅礼須、剛力羅との戦闘を放棄。
続く歌術使い西浦、決定打は与えられずも宮崎熊の思考能力を破壊。九死に一生を得た形、此処で挑むは浪士谷内、更には扇の要中村。共に辛酸を嘗めた、然し今こそ反逆の刻!
山崎相手に火を放つと、酵母小麦屋は大爆発!! 絶望的に見えた勝利がすぐそこに、見える。手柄は与えられないにも関わらず、小川は諸手を挙げて祝福していた。有卦中尾は誇らしげに、七つ目の手柄を待ち続ける。

第九戦線。勝利を懸けた前線。既に中旬も真中を過ぎた夏。与えられた場所は和尚にとって、懐かしい場所だった。
この様な合戦では和尚に手柄は与えられぬ。だが、其れでいい。其れが、いいのだ。勝ちさえすれば、自らの称号など、必要ないのだから。
旅館とも揶揄されるほどに『空きがなかった』この合戦に、『空き部屋』を作ろうではないか。勝利の円を描くには、首三つが必要である。

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【オールスター】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄

1: 名無しさん 2018/07/14(土)20:14:00 ID:uPD
天正四四六年 文月 拾参日

覇軍戦争。石山本願寺一行が蠣崎軍を除き、その全てを制圧した非日常。
然しその爪痕は非常に大きかった。覇軍に遅れを取った他五武将はもとより、一行も覇軍戦争にて力を使い果たし、いざ挑んだ全国統一にて後塵を拝する始末。
その最中である。合戦にて打ち合う将小川、更には将高橋のもとにも忍が走る。すわ敵襲か、暗殺か。否。この忍はそれぞれ吉川尚輝、藤井亮太。何れも自軍戦力だ。
何事か。訊う双将。弾き出されるは異口同音。覇軍が合同部隊を結成し、豊臣軍、並びに毛利軍を襲撃せんとしている。同刻には北条軍、織田軍にも同じく忍が走ったというではないか。
全国統一を成すにあたり、鎬を削るは各武将。これが覇軍の介入により亡ぶと? なんと巫山戯た話であろうか。
五武将、そして石山本願寺一行には奇妙な絆があった。――貴様等を屠るのは我が軍だ。覇軍ではない。
この大事に、双将は即座に停戦。自軍より信頼の置ける数名を選出し、直ちに北条軍、織田軍の選抜武士と合流を果たす。挑むは覇軍、進むは摂津。今ここに、『世軍』は結成された。
世軍要員として選出は十八番山田、暴れん坊馬連手院、伴天連思想青木。更には武士坂口、扇の要中村、――そして和尚。
傑出度から猛牛近藤の起用も考えられたが、牛車では合戦に間に合わぬと判断。この六名が一行より世軍として覇軍を滅すのだ。
――然し和尚の顔は浮かなかった。それもそのはず。共に看板を背負う同志である強者の、その姿が無いのだから。
北条が将軍発屯、少年兵砂田、地底人井納に、浜照大三上。織田の王田島も居なければ、楽師鈴木もまた、その姿を見せない。徳川からは暴君香峰露も劇場支配人澤村も出ぬ。
三の忍藤井より得た情報によれば、豊臣の定火消能見、酒屋店長怒栗鼠、また毛利の酒場"咲"主人中崎や大臣今村なども覇軍に滅されたと言うのだ。
『看板背負い』の同志は僅かに、小魔人山崎、酒場"咲"主人、盗賊中崎のみだ。これを嘆かずして、何を嘆けと言うのか。
願わくば共に戦いたかった。仇敵でありながらにして、直接剣を交えるわけではない故に生まれた戦友としての想い。其れをただ、山崎にのみ託し、和尚は前を見据えている。

石山本願寺、その本拠。毎年夏になると、豊臣軍の逸れ者共が『大阪城』と銘打ち占拠する。
だが今、そこにあるのは覇軍に亡ぼされかけた、毛利と豊臣の兵であった。
地底人糸井が息も絶え絶え、挑んでいる。盗賊中崎が守護陣を展開している。怪物松坂の姿は、最早見えぬ。間に合わなかったのか?
違う。今からが反撃の刻なのだ! 世軍一同は織田軍を残し、毛利と豊臣を救出。……間違いなく、織田軍のみでは覇軍連合の猛攻に耐えられぬであろう。
然し、その表情には笑みすらあった。怪物松坂、番頭 軽詩愛。世の誇りを胸に抱いた二人の思いを胸に、一行は走る。――目指すは国分軍番頭、騎士岸が待ち受ける肥後。

肥後にて一行らを待ち受けるは、岸のみではなかった。今となっては頼れる味方――二の忍菊池や番頭大瀬良、番頭菅野。北條が主砲、伴天連 炉兵洲もいる。
然しながら覇軍連合もこれを察知していたか、既に鍛冶屋加治屋や五右衛門石川がこれを襲撃していた。
――このまま世軍を壊滅させるわけにはいかぬ。石山本願寺の力を見せねばならぬ!
覇軍に世軍の力を見せねばならぬ! 故に挑む!
首三つを取り、我らが勝利を掴むのだ。小魔人『小麦発酵屋』山崎、盗賊『酒場"咲"の母』中崎とともに、『石山本願寺和尚』石山が覇軍に立ちはだかる。
其の背には、数多の『看板背負い』の魂が確かに刻まれていた。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【7/11】

 9092

1: 名無しさん 2018/07/11(水)21:18:50 ID:dlI
天正四四六年 文月 拾壱日

一行は疲れ切っていた。七にも渡る蹂躙を受け、その精神は既に尽きようとしていた。石山本願寺とは、その強固さを誇る無敵の城塞。然し続く合戦に、その精神は灼かれ続ける。
嗚呼、もう目を閉じてしまおうか。誰ともなく、呟く。反論の声はない。――唯一人を除いては。
巫山戯るな!!
一行は驚愕。其の声は誰だ。其の声を出せる者が今此処に居るはずがない。誰だ。其の名を述べよ!!
其の者は言う。凛と一本通った声で、高らかに宣言する! 男、その名を青木宣親!! これに一行、絶叫!! ――負けて溜まるものか!! 一行の双眸に、再び炎が燃え上がる!!

だがこれを易易許す程、徳川軍は甘くない! 万全の体制だ、先鋒には横綱山口! これに挑んだ先鋒小僧大下、ものの見事に粉砕さる!
然し一行も同じく、これで終わろうはずがない! 第一戦線に横綱を攻めると、馬連手院の攻撃と天才川端に依る囮作戦により、歌術使い西浦と伴天連思想青木が敵本陣に突入!
然し其れだけでは足りぬ。足りぬのだ!! 将小川は総力戦を展開! 小僧原が大下の遺志を継ぎ場を収めれば、樹羅留星人星が不安定な変身をしながらも最小被害で抑え込む。
更には第六戦線、猛牛近藤が突撃。一行には何もさせぬとばかり、三者を連続して突殺! すると直後、武士坂口の痛烈一閃、三の忍藤井の部分倍化の術により横綱を押し出し!
だが直後、戦場に良い香り――猛牛が灼かれている! 勝負師亀井が美味そうに食っている! 一行、激怒!! 何の罪もない修道士田原を血祭りにあげんと襲いかかるも、異教の力で封じ込まれる始末!

これに対抗したい有卦中尾、挑む。黒子山路にも妨害されるが堪えきり、徳川軍を封じる。すると徳川軍は伴天連被れ上原を呼び出すではないか。
これに扇の要中村と藤井が連撃で挑むも、続く西浦、青木が倒され本陣突撃とはならず。するとどうであろうか、連夜石山本願寺より現る影があるではないか!
其の者は和尚。決してこの戦を落とすわけには行かぬのだ。奇跡にすがることしか出来ぬ身なら、奇跡を起こす手助けをしようではないか!
其の顔には、決死の覚悟が滲んでいた。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【6/29】

 8350
1: 名無しさん 2018/06/29(金)21:36:03 ID:7DP
天正四四六年 水無月 弐九日

織田軍を木っ端微塵に粉砕した一行は、和尚さえ出さず勝利せしめた事実に酔いしれる。――其処に一報が届く。何事か。
曰く世界統一戦にて、他力本願寺なる新興宗教団体が物の見事に民衆の不評を買ったというのだ。和尚と似た役割を担う川島という僧もまた、散々な批評である。
これに一行は悲しみを覚える。我らが石山本願寺、どのような相手でも正正堂堂戦おうぞ。その裏で、将小川は来たる対豊臣軍戦にて山田大樹を起用せんとしていた。
僧の心、将知らず。薙刀使い山中は、同郷の尻拭いを覚悟しながら一行の燕陣に複雑な心境で混ざっていた。

青山占領地、織田軍の残骸を清掃している一行に影が差す。豊臣軍だ! これに一行はすぐさま攻撃態勢を取る!
豊臣軍先鋒、伊予の大妖怪秋山である! 更には伴天連 名波鴉鷺まで引き連れて訪れた豊臣軍であるが、一行は第一戦線よりこれを攻め立てる!
伴天連思想青木、十八番山田が相次いで斬撃を加えれば、暴れん坊馬連手院が無反動砲でなんと殴打を行うなどといった暴挙に出る! この間隙に青木は本陣へ突入!
然し山田大樹、黒田軍より『阿呆鱈』と罵られる所以を見せる。第二戦線、農家陽川に矢の雨を浴びせると、続く守護騎士藤川に特大の砲撃を喰らう!
更には第三戦線、海士植田を第一陣に進ませると、続く宣教師福留には僅かな隙を突かれ突撃。更には陽川に先程の怨恨を晴らすとばかりに砲撃を受けばらばらである!
一行は落胆、然しすぐさま切り替えると、青木が地底人糸井に直撃弾を放つ! ここで馬連手院が秋山に威嚇、ぶっ飛ばされている最中に青木が再び本陣へ突入!

直後であった! 粉砕された山田大樹に代わり出てきた小僧大下、脆き大砲原口により砲撃を受けるも、その一発のみに抑え反撃を待つ。すると第四戦線、武士坂口の斬鉄剣が走る!
更には第五戦線、一行の反撃が始まる! 青木、山田の連斬りに加え馬連手院が大妖怪を討伐!!
まだ終わらぬ! 代わって現れるは嘗ての伝説鳶職、成瀬と比べられた岩崎。これを優しき剛力羅、飛鳥文化攻撃! 坂口、痛烈一閃! 天才川端、岩崎粉砕!!
一気に殴り合いの様相。第六戦線には二度に渡る川端の謀反もあり小僧原が手傷を負うが、直後に樹海のお友達高井による無の取得にて再び戦場を均衡に戻した!

第七戦線、有卦中尾が出撃! 豊臣軍を蹴散らすと直後であった! 川端が第一陣に到着すると、變化を解除! 続く切り札荒木の攻撃時に藤井はみかわしの術を発動!!
これに民衆は大興奮、甲賀の忍を称える雅楽を演奏! ここで現れるはご存知歌術使い西浦!! 盗賊の襲来を思わせる唱歌を披露した結果豊臣軍、斃れる!!
次いで現る猛牛近藤! 反省を活かし冷凍牛と化した豊臣軍をもれなく凍らせていく!

第九戦線。満を持して我らが和尚、出陣! 荒れに荒れたこの戦を、戦死者を鎮めねばならぬ。
織田軍との争い、僧兵の尽力により精力を回復した身だ。必ずや成仏せしめようぞ! 石山本願寺、勝利まで残る首は三つきりである!

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石山本願寺、地上波で紹介される

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【祝】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【完走】

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1: 名無しさん 2018/06/24(日)17:01:47 ID:Riu
天正四四六年 水無月 弐四日

覇軍戦争が終わり、全国統一への闘いが始まる。然し一行は、その快進撃とは裏腹、徳川絡繰屋敷にて苦戦を強いられていた。
一戦目は番頭菅野を攻め立て、鉄壁増村を火達磨にするも近藤が巻き込まれ焼肉化。翌昼は破風が燃やされ、十八番山田の謀反寸前という行いも有り風張すら力尽く始末。
なれば、と将小川は決断。来安小川を向かわせる他あるまい。嘗ての、という枕詞は要らないだろう。番頭たる小川を向かわせるのだ。勝たねば、ならぬ。

一行は三度徳川絡繰屋敷に進撃。徳川軍は旗本坂本を下がらせ、工芸士田中を呼び寄せる。これに一行は対抗、攻撃順を入れ替える奇策に出る。
然しこれが双方ともに奏功せず。来安小川が毎回第一陣を攻略されながらも徳川を抑えきると、一方の徳川先鋒浪士今村もまた第三戦線まで一行を封じる。
第四戦線であった。絶不調の山田が第一陣へ進み、甲賀の忍を称える雅楽が鳴り響く間に第二陣に進撃。続く天才川端が今村を封じている最中、本陣に突撃!
然しこれは勝負師亀井に防がれ、山田は射殺! これには軍師河田も天を仰ぐしかなかった。
第五戦線もまた武士坂口が今村に斬りかかるも、後続が絶たれ撤退。然し来安は孤軍奮闘、徳川軍を封じ切る。
第六戦線には先の一行と同じくする先方にて第三陣を確保されるも、難なく切り抜ける。そこには確かに番頭があった。

第七戦線! 山賊畠山が今村を殴りつけると、第一陣では三の忍藤井が待機、そのまま後を託す! 次の瞬間、武士は徳川の忍吉川尚輝に痛烈一閃!!
続く扇の要中村まで今村を退ければ、満を持して現るは切り札荒木である! ここで徳川の将高橋は今村を下げ、劇場支配人澤村を送り出す。
劇場に荒くれはいらぬ、澤村は荒木を退場させる。然し歌術使い西浦を招き入れたのが大きな間違いであった!
劇場に東京音頭(のようななにか)が大音量で響き渡る! 壊滅! 粉砕! 筋肉劇場は血溜まりとなった!!
この惨状に打って出るは有卦中尾! 休息は十二分である。徳川殲滅すべし、ずばりずばりと切り裂いた!

第八戦線には料理人谷岡が登場! 究極の料理にて暴れん坊馬連手院、川端を腰抜けにするも忍には効かぬ! 痛烈な手裏剣術に腰を抜かした谷岡は武士坂口との戦闘を回避。
然し扇の要中村、料理に感動。これに怒ったのが猛牛近藤である! 焼肉の方が美味いではないか! 然し藤井が猛反発! 焼肉など野蛮である!
怒った藤井は謀反! 近藤は怒りのままに田中、伴天連 魔技衣、若き旗頭岡本を突殺! ついでに藤井も突殺!
すると徳川、予報士徒雌を呼び寄せる。

――第九戦線、遂に和尚がその姿を晒す。全国統一の合戦は未だ半分にも達していない。現時点での勝ち負けで絶望するなど愚かしきこと。
然し目の前の勝利を掴まねばならぬ。徳川絡繰屋敷に本願寺の名を轟かせねばならぬ! 故に和尚は突き進む!! 石山本願寺、勝利まで首三つ!!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【交流戦優勝】

 7570
1: 名無しさん 2018/06/17(日)17:29:49 ID:MIw
天正四四六年 水無月 壱七日

初めて覇軍に遅れを取った。これは一行に取って衝撃であり、尚且屈辱でもあった。
毛利、豊臣、北条、徳川、織田各武将が覇軍に遅れを取る中、石山本願寺一行は快進撃を続けてきた。しかしそれが、よもやかつての同胞である将栗山によって阻止されようとは。
一行は燕陣を組み、道化師三輪が声を上げる――すると一行、本陣に引っ込むではないか! たった独り、三輪は声を上げ続けていた。

三度蠣崎本拠に突撃をかけた一行。先鋒は番頭、来安小川。対する蠣崎、先鋒魔術師加藤。
負けるわけにはいかぬのだ。一行は加藤を攻める。伴天連思想青木、天才川端、暴れん坊馬連手院が相次いで斬撃! 然し山賊畠山、加藤の魔術により爆発!
それに意を介さぬのが冷静な来安、第二戦線までを悠々叩き潰す。然し魔力を蓄えた加藤もまた、一行を第五戦線まで封じ込める。
すると第三戦線であった。若き司令塔清水が小川に斬りかかると、抗拒中島と走り屋西川の囮作戦が炸裂。続き恐怖より解き放たれた大田に再びの斬撃! 戦場は均衡を取り戻す。

第六戦線である! 馬連手院が突撃をかけると、畠山が西川に直撃弾。切り札荒木の囮作戦により、馬連手院が本陣に突撃。
すると第二陣にて畠山、?化解除! 無骨な山賊が忍装束になったではないか。困惑する加藤に畳み掛け、武士坂口の痛烈一閃! その最中、三の忍藤井が本陣に瞬身! 再び流れを取り戻した。
直後である! やんちゃ坊主中田、寿司屋 礼亜土の二連撃を喰らった来安小川。然し伴天連 或詩愛、徳川の秘蔵っ子矢野を斬り伏せ、切り抜けに成功! 常に冷静な来安とて、この瞬間だけは吠えた!!

第七戦線、切り札荒木が絶好期に自らの脚を撃ち抜く大失態を演じると、ここで飛び出るは有卦中尾。昨日の失態に熨斗をつけてお返しする時間である。
対するは握り師横尾。怒りのままに斬り伏せる! 続く西川、怒りのままに斬り伏せる!
次いで飛び出るは猛牛近藤、近藤を一突き! 近藤対近藤の対決は近藤の勝利であった!
直後、生誕日の扇の要中村が蠣崎軍の鍵穴をこじ開けると、歌術使い西浦が蝦夷讃歌らしきものを熱唱! 余りの酷さに激怒した蠣崎軍により、西浦は射殺! この機に乗じて、中村は第二陣へ進撃。
続く十八番山田は第一陣へ進撃、すると青木による大きな爆発が蠣崎本陣にて巻き起こる。その後ろでは、猛牛近藤が蠣崎軍を突殺して回っていた。

第九戦線、手拭いが地に落ちる。拭われた刀の輝きは鋭い。和尚の出陣準備は、とうに整っている。
覇軍に遅れをとるなど許されぬ。その双眸は復讐の色に染まっていた。石山本願寺、勝利まで残る首はわずかに三つである。

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【6/14】

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1: 名無しさん 2018/06/14(木)20:59:41 ID:blH
天正四四六年 水無月 壱四日

昨夜の攻城にて充分な休息を得た。扇の要中村は自らの不死身の肉体を誇る。
撤退を余儀なくされた合戦ではあるが、二度と失態は繰り返すまい。一行は山賊本拠地、所沢四阿を前に決意を新たにした。
一行先鋒は雨男破風。今宵の天もまた、涙を浮かべている。晴らしてみせようと似蛭に伴天連は笑った。

四阿に殴り込みをかけた一行。これに山賊は動揺! 伴天連思想青木の長距離射撃は逃さず核弾頭秋山を撃ち抜き、一気に本陣へと突き進む!
然し体勢を整えた山賊も負けはしない。先鋒殺し源田がしつこく破風の周りを嗅ぎ回ると、一瞬の間隙に一閃!
次いで九つ好み浅村の斬撃に対応する最中、源田の本陣突破を許してしまう。波乱の始まりであった。
第三戦線である! 山賊先鋒冷男十亀の射線が乱れる間に扇の要中村が第一陣に進出! すると三の忍藤井が忍術:蓮他阿を使用!
好機――ここで道化師三輪が道を切り開き、中村が本陣に突入!
これに民衆は興奮、甲賀の忍を称える雅楽を鳴らす。敵陣では紫煙使い今井がそれを笑っていた。
直後である! 再び源田、浅村の連続射撃に破風が撃たれる!
さらなる危機だが、道化師の俊足により破風を守護! 今宵の展開は誰にも読めぬ……四阿が右翼にて、語り部は酒を煽っていた。

第四戦線、破風は三度山賊の襲撃を受ける! 盗賊金子に戦場を駆け回られれば、核弾頭秋山が爆発! 遂に戦場は山賊側に傾いてしまう。
第六戦線には優しき剛力羅が戦場を駆け回るも、本陣直前で林檎農家外崎に射殺される! 生類憐れみの令違反である。
直後、外崎は暴れ足りず砲撃を開始、これに破風は粉砕! しかし代わった小僧原が場を収める。
第七戦線には藤井が身代わりの術にて第一陣に移動するも、盗賊金子に拉致される! 戦況は極端なまでの不利であった。

然し第八戦線であった! 武士坂口が第一陣に辿り着くと待っていたのは十八番山田。そのまま魂を受け継ぐと暴れん坊馬連手院が痛烈一閃!
続き樽から飛び出た剛力羅が代わった山賊料理人 枠奈?を料理すると、天才川端が枠奈?を平らげる! 戦況が混沌に堕ちる。
直後現れるは猛牛近藤。山賊団長山川、外崎、救世主 眼飛亜を突き飛ばす!
第九戦線、山賊は総締め増田を繰り出す。昨日痛めつけたのを忘れたか! 伴天連思想青木が斬り伏せると、民衆は甲賀の忍を称える雅楽を演奏!
道化師が囮作戦にて青木を第二陣に送ると、本家山賊畠山が飯野郎中村に直撃弾!
すると優しき剛力羅、増田に飛鳥文化攻撃!! 天才川端、さらに追撃!!遂に山賊牙城を崩すに至った!

戦場が静まり返る。本陣より出撃するは和尚である!
四阿に駆けつけた民衆が歓声で出迎える中、和尚は平常であった。
この戦、必ず勝たねばならぬ。石山本願寺、勝利まで残る首は三つのみ!

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【Ys】 ̄│石│山│本│願│寺│ ̄【6/12】

 7219
1: 名無しさん 2018/06/12(火)20:37:51 ID:nEN
天正四四六年 水無月 壱弐日

戸田より急報走る。一行が緊張する中、伝えられたことは二つ。
先ず、鳶職成瀬の靭帯が飛んだ恐れがあるという報せ。これには一行、次の情報を寄越せと激怒。次なる報せは、戸田周辺は大宮に、山賊が現れたという。
戸田を護らねばなるまい。一行は陸路を走る。雨が上がり、僅かに日が差し始めていた。――覇軍戦争も、終盤である。

大宮に辿り着いた一行を迎えるは残虐非道なる山賊集団であった。青の旗に白き獅子を描いた野蛮な旗をはためかせ、そこに君臨しているかのように笑っている。
第一戦線、一行は早速洗礼を受ける。一行先鋒の老師石川を守護すべく駆けた十八番山田を、先鋒殺し源田が轢く。次いで第二戦線、山賊先鋒伴天連 粕茶与が三の忍藤井、天才川端に攻撃!
これに一行は激怒。暴れん坊馬連手院が粕茶与に組みかかる中、藤井と山田が本陣へ突入! 先ずは戦場を本願寺有利に倒した。
第四戦線、山賊は更に暴虐を尽くす。こともあろうか、粕茶与が扇の要中村を棍棒で殴り飛ばしたのだ!
中村昏倒、一行は怒りの炎を更に上げ、伴天連を寄って集って取り囲み土葬処分を施す! 南無阿弥陀仏!!
一行は止まらない。代わって出てきた通信士小石を十八番山田が引き裂く! 憤怒の力であった!
一方、老練の技術を巧みに操る石川は冷静であった! 苦労人井野に背中を任せると、山賊を屠り続ける。その小さき身体には、嘗ての番頭としての誇りが確かに刻まれていた。

第六戦線であった。盗賊金子が長距離射撃を放つも、続く核弾頭秋山の突撃を山田が阻止。続く源田の斬撃は伴天連思想青木が体を張って止める!
本陣に火の手が上がるも、すぐに消火された形となる。老師は青木の活躍に手を合わせ、祈った。
第七戦線、山賊団長山川に棍棒を喰らった石川は交代、猛牛近藤にあとを任せる。牛は林檎農家外崎こそ第一陣へ出撃を許すも、救世主 眼飛亜、寺子屋長森を突き飛ばし事なきを得る。
第八戦線、飛び出すは有卦中尾である。金子にこそ一撃を食らうも、残る賊を片付け意気揚々。信頼される所以が、其処にあった。

第九戦線、荒れ狂う山賊に芸無往婆――合戦終了を告げるべく、和尚が立ち塞がる。
一芸を見せる暇も無く、この娑婆より往生せしめようぞ。石山本願寺、勝利まで首三つのみが残っている。

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